光村図書 中学1年生 Here We Go! Unit7 Part5の本文の日本語訳と重要箇所の解説です。
Unit7-1,7-2,7-3,7-4の解説はこちらからご覧ください。
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>中2Here We Go! Unit7 Part2 本文和訳
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Unit7 Part5 本文と日本語訳
Dear Ms. Brown,
「ブラウン先生へ」
How are you? I enjoyed the winter vacation.
「お元気ですか?僕は冬休みを楽しみました。」
I visited my grandparents in Nagano.
「長野の祖父母のところを訪れました。」
We had a lot of snow there.
「そこはたくさん雪が降っていました。」
One morning, I saw a deer in the woods.
「ある朝,森の中で鹿を見ました。」
It was so beautiful. I took a nice picture.
「とても美しかったです。良い写真を撮りました。」
I want to show it to you.
「先生に見せたいと思います。」
How was your winter vacation?
「先生の冬休みはどうでしたか?」
I enjoy your English lessons.
「先生の英語の授業は楽しいです。」
I look forward to the next class.
「次の授業が楽しみです。」
Best wishes,
Imura Kotaro
「イムラ コウタロウより」
Unit7 Part5 重要事項の解説
Dear~, Best wishes~,
“Dear”は手紙の頭語で,“Best wishes”が手紙の結語です。日本語でいう「拝啓」と「敬具」,「前略」と「草々」にあたります。
結語は他にも”Best Regards”や”Sincerely”,”Take care”などがあります。特に日本語に訳す必要はないです。
I visited my grandparents in Nagano.
“visit”は「を訪れる,訪ねる」という意味の動詞ですが,“go”との使い方の違いはとても大切です。
高校英語の話にはなりますが,一般動詞は後ろに目的語を置かない自動詞と,目的語を置く他動詞の2つに分けられます。目的語とは「~を・に」にあたる名詞のことです。
そして“visit”は目的語を置く他動詞で,“go”は目的語を置かない自動詞になります。
“visit”は「~を訪れる」という意味なので,後ろには必ず訪れる場所を入れないといけません。
一方で“go”は「行く」という意味で,「~に」という意味は含んでいません。そのため後ろに目的語を置くことはできず,“to(~に)”などの前置詞を補って繋げてあげる必要があります。
例えば「あなたの家を訪ねる」は“visit your house”で,
「あなたの家に行く」は“go to your house”となります。
英作文のときに必要な知識になるので,“visit”と“go”の使い方の違いは理解しておきましょう!
We had a lot of snow there.
天候や気候に関する表現は特徴があるのでしっかり覚えましょう。
まず“snow”は名詞で「雪」,動詞で「雪が降る」となります。それぞれのパターンで見ていきましょう。
“snow”を名詞として使うパターン
“snow”を名詞として使って「雪が降る」と表現する場合は,主語は”we”,動詞は”have”を使います。
“We have snow.”を直訳すると「私たちは雪を持っている」となり,つまり「雪が降る」となります。
この表現の“we”は「私たちの地域」といったニュアンスになります。自分の国について説明したりするときもよく使います。
また,“snow”は不可算名詞(数えられない名詞)なので,「たくさんの雪」は“a lot of snow”や“much snow”と表現します。
“snow”を動詞として使うパターン
次に,“snow”を動詞として使うパターンです。この場合は主語を”it”にしてあげます。
“It snows.”で「雪が降る」となります。“snow”に三単現の”s”を付け忘れないように注意!
また,「たくさん雪が降る」とする場合は,最後に“a lot”を加えてあげます。
“a lot”は副詞で「たくさん,とても」,”a lot of”は形容詞で「たくさんの~」と使い方が違うのでここも要注意です!
“snowy”を使うパターン
最後に“snowy”を使うパターンも解説します。“snowy”は「雪の,雪の降る」といった形容詞になります。形容詞を使って天候を表現する場合も,主語は”it”になります。
主語の状態や性質はbe動詞+形容詞で表現するので,「雪が降っている」は英語で
“It is snowy.”となります。
“rain”も名詞・動詞は“rain”,形容詞は“rainy”となり,同じように文章を作れるのであわせて覚えておきましょう!
I want to show it to you.
“want to 動詞の原形”で「~したい」という重要表現ですね。
別記事で不定詞は詳しく解説しているので,そちらもぜひご覧ください。
また,“show”は“show 人 もの”の語順で「人にものを見せる」となりますが,「もの」にあたる単語が代名詞のときは“show もの to 人”にしないといけません。
こちらも別記事で解説しています。
I look forward to the next class.
“look forward to 名詞”で「~を楽しみにする」という重要表現です。手紙の最後などでよく書かれます。
そして大切なポイントは,“to”の後ろには「名詞」が来ることです!
この”to”は不定詞の”to”ではないので,動詞の原形を繋げることはできません。動詞を置きたい場合は必ず”ing”を付けて動名詞にしてあげましょう!
Unit7 Part5 まとめ
以上がUnit7 Part5の日本語訳となります。
ここでは「一般動詞とbe動詞の過去形」が多く登場します。
ただそれ以外にも,天候の表現など重要表現がいろいろ出てきます。今後も様々な場面で出てくるので,このタイミングで覚えましょう!
>中2Here We Go! Unit7 Part1 本文和訳
>中2Here We Go! Unit7 Part2 本文和訳
>中2Here We Go! Unit7 Part3 本文和訳
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