【社会の覚え方】現役塾講師が解説!用語や流れはどう覚える?

勉強法

本日は社会の勉強方法についてのブログです。

とは言っても,社会以外の勉強にも役立つ方法です。

特に中学3年生と高校3年生は1月に受験が迫ってきているので,この時期は勉強に関する不安や心配事が尽きないと思います。

そしてもし今あなたが「用語が覚えられない…」「流れが覚えられない…」といった悩みを抱えているなら,ぜひ最後までこのブログを読んでください!

これから話すポイントを意識して冬休みの勉強に取り組み,第一志望校合格をつかみ取りましょう!

用語や流れの覚え方

勉強する上で当然ですが単語や用語の暗記は必須です。

というのも,単語や漢字,重要語句は各教科の基礎にあたる部分ですし,暗記はした分だけ結果につながりますよね。

だから,1点でも多く点数を伸ばしたいというのであれば,まず暗記をすることから始めるべきです。

ただここで問題になってくるのが,『暗記が大切なのは分かっているけど,なかなか覚えられない…』ということですね。

『暗記が苦手』という方は比較的多いのではないかと思います。

特に社会に関しては,興味がなくて覚えられないという方が多い印象です。

では,どのようにして覚えていくのか。2点解説します。

絶対に覚える!という気持ちを持つ

まず大前提として,『絶対に覚える!』という強い意識を持って暗記に取り組んでください。

いきなり精神論にはなってしまいましたが,気持ちの持ちようは意外と大切なんです。

『苦手だから…』『面倒くさい…』『どうせ覚えらないんだよな…』

こんなマイナスの気持ちのまま勉強して,果たしてその内容が覚えられると思いますか?

無理ですよね(笑)

そういう気持ちを持ってしまっている時点で,モチベーションも上がらず,勉強に集中することができないはずです。

だから嘘でもいいから『私ならできる!覚えられる!』と言い聞かせて取り組んでみてください。

それもただ心の中で言うのではなく,実際に声に出したり紙に書き出してみましょう。

私も塾を経営している身なので,お金の管理やホームページ,チラシの製作などは基本的に自分でやらないといけませんが,特にお金の管理が面倒くさくて大変なんです…

年末調整やら書類の提出やら,ネットで調べまくって提出しています(もっと簡単に分かりやすくしてほしいものです)

だからこういった計算や書類の記入をするときは全く気が進みません。でもやらないといけないので,『自分ならできる!簡単だ!』と自分に言い聞かせてから取り組みます。

すると,仕事に着手しやすくなり,一度始めてしまうと割とサクサク進んでいくんですね!

かなりシンプルなことですが,苦手科目を勉強するときは騙されたと思って,一度自分にポジティブな言葉をかけてからやってみてください!

意外と楽しくなって,勉強がはかどる可能性がありますよ!

また,英単語の覚え方は別記事で解説しているので,あわせてご覧ください。

>>【効率の良い勉強法】現役塾講師が解説!英単語の覚え方

答えの語句からその内容を説明する

ここまでは用語の覚え方,というよりは勉強の心構えや意識について話してきました。

次は「流れ」の覚え方です。これは特に歴史に関する内容ですね。

『用語は覚えているけど流れがわからない・説明できない』という方もいると思います。塾生でも時々見かけます。

その場合のおすすめの勉強方法は,いつもとは反対に,答えである語句からその内容を説明するというやり方もやってみてください。

どういうことか,実際に例を挙げて説明します。

例えば,『承久の乱の後、京都に置かれた役所は何か』という問題の答えは『六波羅探題』です。

これを『六波羅探題とは何か』という質問に置き換えて,『承久の乱の後、朝廷を監視するために京都に置かれた役所』と答えるイメージです。

語句の説明をするのは,その周辺知識が正確に理解できていないと難しいので,自分の理解度をチェックすることもできます。

説明ができないということは,その用語しか覚えられていないということです。つまり「点」の知識でしかないわけですね。

歴史においては,点と点を結んで「線」にしなければなりません。

そのためには,各用語の前後の背景をしっかり理解することです。

用語ではなくその内容を答える練習を重ねていくと,背景が掴みやすくなり,徐々に「線」の知識へと変わっていくはずです

用語や流れの覚え方 まとめ

主に社会を例に,用語や流れの覚え方を解説してきましたが,これは社会だけに当てはまるものではないですよね。

どの教科の勉強にも当てはめられるはずです。

用語が覚えられない,用語自体は覚えられるけど流れや内容がいまいち掴めないという中学生のあなた。

まずマイナスになりがちな意識を,プラスの意識に変えること。

これだけでも取り組みに変化があるはずです。

そして,用語を答えるだけでなく,その内容を答える練習をすること。

ここがきちんと説明できれば,様々な出題パターンに対応できるようになります。

ぜひこれらの点を意識して,用語の暗記に取り組んでみてください。

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