光村図書 中学2年生 Here We Go! Unit7で習う 比較のうち最上級を解説をしていきます!
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比較とは
最上級の作り方
“est”を付ける
まずは最もシンプルなルールです。基本的にはこのルールで作ります。以下に例を挙げておきます。
tall→tallest,old→oldest,hard→hardest
“e”で終わる場合は”st”だけ付ける
このルールは動詞の三単現の”s”や過去形のときと似ていますね。以下に例を挙げます。
large→largest,nice→nicest,late→latest
“子音+y”で終わる場合は”y”を”i”に変えて”est”
このルールも動詞の変化とほとんど同じです。子音は母音(a,i,u,e,o)以外ですね。以下に例を挙げます。
happy→happiest,easy→easiest,early→earliest
“短母音+子音”で終わる場合は子音を重ねて”est”
短母音とは発音する際に伸ばさずに発音する母音のことです。そしてこのルールは,動詞にingを付けるときのルールと同じように考えればOKです。
例えば,”run”の”u”の部分は「ア」と短く発音して「ラン」となりますよね?「ラーン」と伸ばしては言いません。
“短母音+子音”の組み合わせになっているので,最後の子音を重ねて”running”となります。
また,短母音のところにアクセントが来るのも特徴です。”begin”はアクセントの位置が”gin”の”i”のところに来ます。
そのため”短母音+子音”の組み合わせになっているので,最後の子音を重ねて”beginning”となります。
一方で”listen”はアクセントの位置が”li”の”i”のところに来ます。
そのため”短母音+子音”の組み合わせになっていないので,最後の子音は重ねず”listening”となります。
動詞の話になってしまいましたが,上と同じように形容詞・副詞も考えます。
ただ,このルールを使う単語は限られているので,そのまま丸暗記してしまってもOKです。以下によく使う3つの単語を挙げておきます。
big→biggest,hot→hottest,sad→saddest
“most+原級”で最上級にするパターン
最後に上記4つのルールに当てはまらないパターンです。“est”を付けずに,代わりに形容詞・副詞の直前に”most”を置くことで比較級にすることができます。
ではどういったときにこのルールが適用されるかというと,単語の中に母音が3つ以上含まれている場合は”most”を付けます。
実際に例を挙げてみます。
beautiful→most beautiful,interesting→most interesting
上記の単語の中には母音が3つ以上入っていますよね?なので,”est”は付けずに”most”を付けます。
ただし,母音が3つ以上ではないけど”most”が付くという例外もあります。
このあたりのルールを完璧に覚えるのは難しいので,単語ごとに暗記してしまいましょう。以下に”most”が付く例外のパターンを挙げていきます。
1.“形容詞+ly”の形の副詞
例) slowly(ゆっくりと),heavily(重く),easily(簡単に)
2.“ful”で終わる形容詞
例) helpful(役立つ),colorful(多彩な,カラフルな)
3.“ed”で終わる形容詞
例) tired(疲れた),bored(退屈な)
最上級 文の作り方
では実際に最上級の文を作っていきます。最上級では3つ以上のものの中で1番という表現になるので,「~の中で1番…」というように範囲を表す表現が必要になります。
この「~の中で」に該当する単語が“in”と“of”です。
“in”と”of”の使い分けは非常に簡単です。
“of”は“of all”や“of the three”のように,“all”もしくは”the+数字”と組み合わせます。
それ以外はすべて”in”でOKです。
また,最上級の文を作るときのもう1つ大切なルールとして,形容詞の最上級の前に”the”を付けるというルールがあります。ただし副詞の最上級に関しては”the”は付けなくてもOKです。
これらをまとめると最上級の英文は,“A the 最上級 in(of)~”「Aは~の中で1番…」という形になります。この点を踏まえて英作文していきましょう。
最上級のまとめ
比較級や同級比較,その他の応用表現はまた別の記事で解説しています。
何か分からない点や他に解説してほしい点があれば,お気軽にコメントしてください!
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