<英文法解説>仮定法

文法

光村図書 中学3年生 Here We Go! Unit7-2で習う 仮定法の解説をしていきます!

>中3Here We Go! Unit7 Part2 本文和訳

仮定法とは

「仮定法」とは「事実ではないことや,現実には起こりそうもない願望などを表す表現」のことです。
例えば,「もし鳥なら空を自由に飛び回るのになあ」といった感じです。このように,特に現在の事実に反する願望に関する表現を「仮定法過去」と言います。
ちなみに「もし~だったら,~したのになあ」のように,過去の事実に反する表現は「仮定法過去完了」と言い,これは高校英語で詳しく学習します。
また,「もし~だったら」という仮定を省いて,現在の事実に反する願望のみを表現する方法もあります。
中学英語では「仮定法過去」のみを学習するので,この記事では「仮定法過去」を解説していきます。

仮定法過去の作り方

まず仮定法過去の日本語訳を説明します。仮定法過去は「もし~なら,~するのになあ」といった具合に訳します。先ほども説明した通り,現在の事実とは反する願望を示します。
では文の作り方です。以下のルールで文は作ります。
“If+主語+動詞の過去形~,主語+would(could)+動詞の原形~”
ポイントはif節中の動詞は過去形にすること,主節では助動詞を使うことです。“would”「~だろうに」“could”「~できるのに」といった意味の文になります。
そしてもう1つ大切なルールが,if節中の動詞がbe動詞のときは,主語が何であれ”were”を使います
これらの点を踏まえて,実際に英文を確認していきましょう。

仮定法過去 例文

1.「もしお金をたくさん持っていたら,あの車を買うことができるのに」(現実はお金がないから車は買えない)
2.「もし鳥だったら,空を飛ぶだろうに」(現実は鳥ではないから空は飛べない)
3.「もし私があなたなら,そのようなことはしないだろうに」(現実はあなたにはなれない)
ではこれらの文を英文にしていきましょう。
1のif節から文を作っていきます。仮定法過去のルールではif節中の動詞は過去形にするので,”have”が“had”になります。そのため“If I had a lot of money,”となります。主節では「買うことができる」となっているため,助動詞は“could”を使います。英文にすると“I could buy that car.”となります。
この2つを合わせると,“If I had a lot of money, I could buy that car.”となります。
2は「私=鳥」という仮定なので,使う動詞はbe動詞です。そして仮定法過去のルールで,if節中のbe動詞は”were”にするので,“If I were a bird,”となります。主節は「~だろう」なので助動詞は“would”を使って,“I would fly in the sky.”となります。
この2つを合わせると,“If I were a bird, I would fly in the sky.”となります。
3も「私=あなた」という仮定なので,使う動詞はbe動詞です。そして仮定法過去のルールに則ってbe動詞は“were”にして,“If I were you,”となります。主節は「~だろう」なので助動詞は“would”を使って,“I would not(wouldn’t) do such a thing.”となります。
ちなみに“such”「そのような」という意味で名詞の前に置きますが,冠詞(a/an)が付く場合には冠詞の前に置きます“such a thing(そのようなこと)”という表現はよく使うのでこの形で覚えましょう!
また,“such+a/an+形容詞+名詞”の組み合わせで,「そんな〇〇な名詞」という意味になります。例えば“such a beautiful picture”なら「そんな美しい絵(写真)」となります。
2つの英文を合わせると,“If I were you, I wouldn’t do such a thing.”となります。

I wish+仮定法過去

最初に述べた「もし~だったら」という仮定を省いて,現在の事実に反する願望のみを表現する方法を最後に解説します。日本語としては「お金をたくさん持っていたらいいのに」「鳥ならいいのに」といった具合の表現です。
このような表現は“if”を使わず,if節の部分をI wishに変えて,後ろに仮定法過去をつなぎます。先ほども説明しましたが,仮定法過去では動詞もしくは助動詞を必ず過去形にします
では「お金をたくさん持っていたらいいのに」と「鳥ならいいのに」を英文にしていきましょう!
「お金をたくさん持っていたらいいのに」「もし~なら」という仮定がないので,“I wish”から始めます。後ろの文は先ほどと同じく“I had a lot of money”となるので,完成した英文は以下の通りです。
“I wish I had a lot of money.”
「鳥ならいいのに」も同じように考えます。仮定法のルールでbe動詞は”were”にするので,“I were a bird”となります。完成した英文は以下の通りです。
“I wish I were a bird.”
助動詞を含む文の例としては「速く走ることができたらなあ」などで,これは英文にすると“I wish I could run fast.”となります。

仮定法のまとめ

以上が仮定法の解説となります。覚えてほしい点をまとめます。
①仮定法過去は現在の事実に反する願望を表す
➁仮定法過去では動詞・助動詞は過去形にする
③be動詞を使うときは主語が何でもwere
④”if”を使わず”I wish”を使った願望の表現方法もある

何か分からない点や他に解説してほしい点があれば,お気軽にコメントしてください!

 

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