三省堂 高1CROWN English Communication1 Lesson3 Section1の本文の日本語訳と重要箇所の解説です。
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- CROWN English Communication1 Lesson3 Section1 本文と日本語訳
- CROWN English Communication1 Lesson3 Section1 重要事項の解説
- Hatching the Egg of Hope
- For Miyazaki Kensuke, art is a way to share happiness with people all over the world.
- He sees life as a journey to discover an answer to the question:
- Who am I as a person and as an artist?
- I’ve always loved painting.
- During a spring break in high school, I visited Belgium for two weeks.
- I spent my time painting on the streets.
- People who passed by seemed happy to see my work, even though I couldn’t understand their language.
- I realized the power of art to bring people together.
- I wanted people all over the world to recognize me as a great artist.
- After graduating, I went to London to become famous.
- In London, I lived and worked part-time in a guest house.
- I didn’t have much money.
- No gallery accepted my paintings.
- My street artist friends and I thought it was cool to look angry.
- They were expressing their anger at social injustice, and their anger was real.
- But I was from an ordinary family living an ordinary life.
- I wasn’t angry at all.
- I was in London for two years, but still I wasn’t a famous artist.
- I decided I had to find a different way of expressing myself.
- CROWN English Communication1 Lesson3 Section1 まとめ
CROWN English Communication1 Lesson3 Section1 本文と日本語訳
Hatching the Egg of Hope
「希望の卵を孵す」
For Miyazaki Kensuke, art is a way to share happiness with people all over the world.
「ミヤザキケンスケさんにとって,芸術は世界中の人々と幸せを共有するための方法です。」
He sees life as a journey to discover an answer to the question:
「彼は人生を,以下の質問に対する答えを見つけるための旅と考えています。」
Who am I as a person and as an artist?
「人として,そして芸術家としての私は何者なのだろうか?」
I’ve always loved painting.
「私は絵を描くことを常に愛しています。」
During a spring break in high school, I visited Belgium for two weeks.
「高校の春休みの間,私は2週間ベルギーを訪れました。」
I spent my time painting on the streets.
「私はストリートで絵を描いて時間を過ごしました。」
People who passed by seemed happy to see my work, even though I couldn’t understand their language.
「通り過ぎる人々は私の作品を見て幸せそうに見えました。私は彼らの言語が理解できなかったのですが。」
I realized the power of art to bring people together.
「私は人々を結びつける芸術の力に気付きました。」
In college, I had a dream.
「大学では,夢がありました。」
I wanted people all over the world to recognize me as a great artist.
「私は世界中の人々に私を偉大な芸術家として認めてほしかったのです。」
After graduating, I went to London to become famous.
「卒業後,私は有名になるためにロンドンに行きました。」
In London, I lived and worked part-time in a guest house.
「ロンドンでは,ゲストハウスで暮らしてアルバイトをしました。」
I didn’t have much money.
「あまりお金がなかったのです。」
No gallery accepted my paintings.
「私の絵を受け入れてくれる画廊はありませんでした。」
My street artist friends and I thought it was cool to look angry.
「ストリートアーティストの友達と私は,怒っているように見えることがカッコいいと思っていました。」
They were expressing their anger at social injustice, and their anger was real.
「友達たちは社会の不公平に怒りを表していて,彼らの怒りは本物でした。」
But I was from an ordinary family living an ordinary life.
「しかし私は普通の生活を送る普通の家族の生まれでした。」
I wasn’t angry at all.
「私はまったく怒っていなかったのです。」
I was in London for two years, but still I wasn’t a famous artist.
「私は2年間ロンドンにいましたが,それでも有名な芸術家ではありませんでした。」
I decided I had to find a different way of expressing myself.
「私は,自身を表現する別の方法を見つけなければならないと決心しました。」
CROWN English Communication1 Lesson3 Section1 重要事項の解説
Hatching the Egg of Hope
“hatch”は「を孵す」という動詞で,ここでは「動名詞」になっていますね。
“hope”は「望み,希望」という名詞です。
“of”は前置詞で,”A of B”の形で「BのA」というように後ろから前に訳します。
For Miyazaki Kensuke, art is a way to share happiness with people all over the world.
“for”は「~にとって」という前置詞です。
“way”は「方法,道」,“happiness”は「幸福,幸せ」という名詞で,“share A with B”は「AをBと共有する」という意味になります。
“to share”は「不定詞の形容詞的用法」で,直前の“a way”を修飾しています。
“all over the world”は「世界中」という表現ですね。
He sees life as a journey to discover an answer to the question:
“see A as B”は「AをBと見る,考える」という意味で,“life”は「人生,生活」,“journey”は「旅」という名詞になります。
“discover”は「を発見する,見つける」という動詞で,“to discover”は「不定詞の形容詞的用法」となり,直前の“a journey”を修飾しています。
最後の「:」は「コロン」と言い,簡単に言うと「つまり」という具合に直前の文章を補足します。コロンを使うときは,コロンの前は必ず文にしないといけない点に注意してください。
Who am I as a person and as an artist?
この文は直前の“the question”の内容です。
“as”は「~として」という前置詞ですね。
I’ve always loved painting.
この文は「現在完了の継続用法」になっています。
“painting”は「動名詞」になっていますね。
During a spring break in high school, I visited Belgium for two weeks.
“during”は「~の間」という重要な前置詞です。
“break”は「休み」という名詞になります。
I spent my time painting on the streets.
“spent”は“spend(を過ごす,費やす)”の過去形で,“spend ~ -ing”で「…して~を過ごす」という意味になります。
People who passed by seemed happy to see my work, even though I couldn’t understand their language.
“who”は「主格の関係代名詞」で,“who passed by”が先行詞“People”を修飾しています。
“pass by”は「通りかかる」という意味です。
“seem“は「~に見える,思える」という動詞で,“to see”は「不定詞の副詞的用法」になっています。
“work”は「作品」という名詞ですね。
“even though”は「~であるにもかかわらず」といった接続詞で,“understand”は「を理解する」という動詞です。
I realized the power of art to bring people together.
“realize”は「に気付く,悟る」という動詞になります。
“bring people together”は「人々を結びつける」という動詞で,「不定詞の形容詞的用法」となり“the power of art”を修飾しています。
I wanted people all over the world to recognize me as a great artist.
“want 人 to 動詞の原形”で「人に~してほしい」という重要表現です。
“recognize”は「を認識する,認める」という動詞ですね。
After graduating, I went to London to become famous.
“after”は「~の後で」という前置詞で,“graduating”は“graduate(卒業する)”という動詞が「動名詞」になっていますね。
“become”は「~になる」という動詞で,“to become”は「不定詞の副詞的用法」になっています。
“famous”は「有名な」という形容詞です。
In London, I lived and worked part-time in a guest house.
“part-time”は「パートタイムで,アルバイトで」という副詞で,“guest house”は共用のリビングがある,宿泊者とシェアする形式の宿になります。
I didn’t have much money.
“not much”は「あまり~ない」という意味になります。
No gallery accepted my paintings.
この文の“no 名詞”は「どんな名詞も~しない」といった訳になります。
“no”の後に置かれる可算名詞は,単数であることが普通の場合は単数形を,複数であることが普通の場合は複数形を使います。どちらもあり得る場合は,単数形の方が強い否定表現になります。
“gallery”は「画廊,美術館」といった名詞で,“accept”は「を受け取る」という動詞です。
My street artist friends and I thought it was cool to look angry.
“thought”の後ろには「接続詞that」が省略されていますね。
“that”以下の文は「it to構文」になっています。
“look 形容詞”は「~に見える」という重要表現で,“angry”は「怒った」という形容詞です。
They were expressing their anger at social injustice, and their anger was real.
“They”は“My street artist friends”を指しています。
“express”は「を表現する,述べる」という動詞で,ここでは「過去進行形」になっていますね。
“anger”は「怒り」,“injustice”は「不正,不公平」という名詞で,“social”は「社会の」,“real”は「本物の」という形容詞です。
But I was from an ordinary family living an ordinary life.
“be from~”は「~出身だ」という表現ですね。
“ordinary”は「普通の,通常の」という形容詞で,“live a life”は「生活を送る」という意味になります。
“living”は「現在分詞」になっていて,直前の“an ordinary family”を修飾しています。
I wasn’t angry at all.
“not ~ at all”は「まったく~ない」という重要表現です。
I was in London for two years, but still I wasn’t a famous artist.
“still”は「まだ,いまだに,それでも」という重要な副詞です。
I decided I had to find a different way of expressing myself.
“decide”は「を決める,決心する」という動詞で,後ろには「接続詞that」が省略されていますね。
“had to 動詞の原形”は「~しなければならなかった」という重要表現で,“find”は「を見つける」という動詞です。
“different”は「異なった,別の」という形容詞で,“expressing”は前置詞“of”の後ろなので「動名詞」になっていますね。
“myself”は「私自身」という再帰代名詞で,主語と目的語が同じになるときは,目的語を再帰代名詞を使って表現します。
CROWN English Communication1 Lesson3 Section1 まとめ
以上がCROWN English Communication1 Lesson3 Section1の日本語訳となります。
「不定詞」や「動名詞」,「分詞」,「関係代名詞」の使い方をしっかり確認しておきましょう!
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