三省堂 高1ELEMENT Lesson5 Section4の本文の日本語訳と重要箇所の解説です。
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- ELEMENT Lesson5 Section4 本文と日本語訳
- ELEMENT Lesson5 Section4 重要事項の解説
- When Galarraga entered the locker room, Joyce was sitting in the corner by himself.
- He seemed devastated.
- When he noticed Galarraga, the veteran umpire said, with tears in his eyes, “My God …”
- Then he shook his head back and forth and said,
- “I am so sorry. I do not know what else to say.”
- Galarraga went to the chair where Joyce was sitting and gave him a hug.
- “It is all right,” Galarraga said. “Mr. Joyce, this stuff just happens.”
- “No, no, no. This stuff does not just happen. No …” Jovce said.
- Then Galarraga told him calmly, “Nobody’s perfect.”
- On the next day, Joyce was in the ball park as the home plate umpire.
- When he entered the baseball field, there was a lot of noise.
- Just before the game started, instead of the team manager, Galarraga walked to home plate and exchanged lineup cards.
- When they shook hands, tears ran down Joyce’s face.
- The noise from the crowd changed into cheers, and it didn’t stop for a long time.
- ELEMENT Lesson5 Section4 まとめ
ELEMENT Lesson5 Section4 本文と日本語訳
When Galarraga entered the locker room, Joyce was sitting in the corner by himself.
「ガララーガがロッカールームに入ったとき、ジョイスは独りで隅に座っていました。」
He seemed devastated.
「彼は大きく落胆しているようでした。」
When he noticed Galarraga, the veteran umpire said, with tears in his eyes, “My God …”
「彼はガララーガに気づくと、そのベテランの審判は、目に涙を浮かべて『信じられない…』と言いました。」
Then he shook his head back and forth and said,
「それから、彼は頭を前後に振って言いました。」
“I am so sorry. I do not know what else to say.”
『本当に申し訳ない。他に何と言えばいいかわからない。』
Galarraga went to the chair where Joyce was sitting and gave him a hug.
「ガララーガはジョイスが座っていた椅子のもとに行き、彼を抱きしめました。」
“It is all right,” Galarraga said. “Mr. Joyce, this stuff just happens.”
「『大丈夫だよ、ジョイスさん、こういうこともたまにはあるさ。』とガララーガは言いました。」
“No, no, no. This stuff does not just happen. No …” Jovce said.
「『いや、いや。こういうことはたまには起きるものではないんだ。申し訳ない…』とジョイスは言いました。」
Then Galarraga told him calmly, “Nobody’s perfect.”
「そうするとガララーガは穏やかに『完璧な人はいないよ。』と彼に言いました。」
On the next day, Joyce was in the ball park as the home plate umpire.
「翌日、ジョイスは主審としてそのスタジアムにいました。」
When he entered the baseball field, there was a lot of noise.
「彼が野球場に入ったとき、たくさんの怒号がありました。」
Just before the game started, instead of the team manager, Galarraga walked to home plate and exchanged lineup cards.
「試合が始まる直前、チームの監督の代わりに、ガララーガがホームベースへ歩いていき、そしてスタメン表を交換しました。」
When they shook hands, tears ran down Joyce’s face.
「彼らが握手をしたとき、涙がジョイスの頬を伝いました。」
The noise from the crowd changed into cheers, and it didn’t stop for a long time.
「観衆からの怒号は歓声へと変わり、そしてそれは長い間止まりませんでした。」
ELEMENT Lesson5 Section4 重要事項の解説
When Galarraga entered the locker room, Joyce was sitting in the corner by himself.
この文では「接続詞when」が使われていますね。
“enter”は「に入る」という動詞で、“locker room”は「ロッカールーム」という名詞です。
後ろの文は「過去進行形」になっていて、“corner”は「隅、角」という名詞、“by oneself”は「独りで、独力で」といった表現になります。
He seemed devastated.
“seem”は「~のように見える、~そうだ」という動詞で、“devastated”は「大きく落胆した」といった形容詞ですね。
When he noticed Galarraga, the veteran umpire said, with tears in his eyes, “My God …”
この文では「接続詞when」が使われていますね。
“notice”は「に気づく」という動詞で、“veteran”は「ベテランの、経験豊かな」という形容詞、“umpire”は「審判」という名詞です。
“the veteran umpire”とはジョイスのことですね。
“with”は前置詞で「~と一緒に」と訳すことが多いですが,必ずしも後ろに人が来るわけではありません。イメージとして「~とセットで」と覚えておきましょう。
“tear”は「涙」という名詞です。
“My God.”は驚いたときなどに使う言葉です。今回は「信じられない」と訳しました。
Then he shook his head back and forth and said,
“then”は「それから,そのとき,それでは」といった意味の副詞です。文に応じて柔軟に訳してあげてください。
“shook”は“shake(を振る)”の過去形で、“head”は「頭」という名詞ですね。
“back and forth”は「前後に」という表現になります。ちなみに“forth”は「前へ、先へ」といった副詞です。
“I am so sorry. I do not know what else to say.”
“sorry”は「申し訳なく思って、気の毒で」という形容詞で、“so”は「とても」という副詞ですね。
“else”は「他に」という副詞で、“what else to say”は「疑問詞+不定詞」の形になっています。
直訳だと「他に何を言うべきかわからない」という意味になりますね。
Galarraga went to the chair where Joyce was sitting and gave him a hug.
“where”は「関係副詞」で、“where Joyce was sitting”が先行詞“chair”を修飾しています。
もともとは“Galarraga went to the chair.”と“Joyce was sitting on it.”という2文ですね。
“was sitting”は「過去進行形」になっていて、“give a hug”で「抱きしめる」という意味になります。
ここでは“give 人 もの”の語順になっています。
“It is all right,” Galarraga said. “Mr. Joyce, this stuff just happens.”
“all right”は「大丈夫で」といった表現ですね。
“stuff”は「もの・こと」といった名詞で、“thing”とほとんど同じ意味です。
この“just”は「たまたま、成り行きで」といった意味合いもある副詞です。“happen”は「起こる」という動詞になります。
直訳すると「こういうことはたまに起こる」となり、つまり「どうしようもない、しかたない」といったニュアンスというわけです。
“No, no, no. This stuff does not just happen. No …” Jovce said.
この文は、1個前の文を否定形にすればOKです。
Then Galarraga told him calmly, “Nobody’s perfect.”
“tell 人 もの”で「人にものを言う、伝える」となって,「もの」の部分には「文」を置いてもOKです。
“calmly”は「穏やかに、落ち着いて」といった副詞で、“nobody”は「誰も~ない」という代名詞、“perfect”は「完璧な」という形容詞ですね。
On the next day, Joyce was in the ball park as the home plate umpire.
“the next day”は「翌日」ですね。
“ball park”は「野球場、スタジアム」、“home plate umpire”は「主審」という名詞です。
“as”は「~として」という重要な前置詞になります。
When he entered the baseball field, there was a lot of noise.
この文では「接続詞when」が使われていますね。
“baseball field”は「野球場」です。
また、ここでは「there構文」も使われていて、“noise”は「騒音、怒号」といった名詞になります。
Just before the game started, instead of the team manager, Galarraga walked to home plate and exchanged lineup cards.
“just before~”は「~の直前に」という接続詞表現です。
“instead of~”は「~の代わりに」という重要表現で、“manager”は「マネージャー、経営者、監督」といった名詞になります。
“home plate”は「ホームベース」、“lineup card”は「スタメン表」という名詞で、“exchange”は「を交換する」という動詞ですね。
When they shook hands, tears ran down Joyce’s face.
この文では「接続詞when」が使われていますね。
“they”は“Galarraga”と“Joyce”の2人を指しています。
“shake hands”は「握手する」、“run down”は「流れ落ちる」という表現になります。この“face”は「頬」ですね。
名詞に‘sを付けると「~の」という所有を表します。
直前の名詞が複数形のときは” teachers‘ “のようにアポストロフィーだけを最後に付けます。
The noise from the crowd changed into cheers, and it didn’t stop for a long time.
“crowd”は「群衆、観衆」、“cheer”は「歓声、喝采」といった名詞で、“change into~”は「~へと変わる」という表現です。
“it”は“cheers”を指していますね。“it”は本来は単数形を指しますが、ここでは“cheers”になっています。
“for a long time”は「長い間」という表現になります。
ELEMENT Lesson5 Section4 まとめ
以上がELEMENT Lesson5 Section4の日本語訳となります。
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