桐原書店 高1Heartening Lesson4 Section2の本文の日本語訳と重要箇所の解説です。
Lesson4-1, 4-3, 4-4の解説はこちらからご覧ください。
>高1Heartening Lesson4 Section1 本文和訳
>高1Heartening Lesson4 Section3 本文和訳
>高1Heartening Lesson4 Section4 本文和訳
First, you can nudge people by appealing to their sense of humor.
「まず、ユーモアの感覚に訴えることで、人を動かすことができます。」
A great example of this approach is the World’s Deepest Bin, a public garbage can in Sweden.
「このアプローチの良い例が、スウェーデンの公共のゴミ箱である世界一底が深いゴミ箱です。」
Every time you put in your garbage, it makes a falling sound for eight long seconds, and then there’s a thud.
「ゴミを入れるたびに、8秒もの間落下する音がして、その後ガンッという音がします。」
In most cases, people get surprised.
「多くの場合、人々は驚きます。」
Some of them even come back with another piece of trash in their hand, just to toss it in again.
「もう一度ゴミを捨てるためだけに、手に別のゴミを持って戻ってくる人さえいます。」
During a single day 72 kilograms of rubbish was collected in the bin, while normal bins nearby collected only 31 kilograms on average.
「1日のうちで、すぐ近くにある普通のゴミ箱は平均で31キロしかゴミを集められなかった一方で、そのゴミ箱には72キロのゴミが集められました。」
This bin changes people’s behavior for the better by making it fun to throw away their trash.
「ゴミを捨てるのを楽しくさせることで、このゴミ箱は人々の行動を良い方向へ変えています。」
“first”は「まず、最初に」といった副詞です。
“nudge”は「(注意をひくために)押す、動かす」といった意味の動詞になります。
“by”は「~によって」という手段・方法を表す前置詞ですね。“by”には色々な意味があるので、以下に簡単にまとめておきます。
1.受動態とセットで「~によって」
2.”by+乗り物”で「交通手段」
3.「~までに」という期限
4.「~のそばに」という場所を表す
“appeal“は「を訴える、を引き付ける」という動詞で、“appeal to~”で「~に訴える」となります。
“their”は“people”を指していて、“sense”は「感覚、センス」、“humor”は「ユーモア、面白さ」といった名詞ですね。
“of”は前置詞で,”A of B”の形で「BのA」というように後ろから前に訳します。
“example”は「例」、“approach”は「アプローチ、方法」という名詞で、“of”は後ろから訳しましたね。
“deep”は「深い」という形容詞で、ここでは「最上級」になっています。“bin”は「ゴミ箱」といった名詞です。
また、名詞に‘sを付けると「~の」という所有を表します。
直前の名詞が複数形のときは” teachers‘ “のようにアポストロフィーだけを最後に付けます。
“public”は「公共の、公衆の」という形容詞で、“garbage can”は「ゴミ箱」です。
そして“the World’s Deepest Bin”と“a public garbage can in Sweden”は「同格語」になります。“名詞,名詞”の並びは「同格語」の可能性が高いですよ!
“every time”は「毎回」という接続詞で、“put in~”は「~の中に入れる」という意味ですが、「投入する」といった意味もあるので、今回は後者だと思います。
“it”は“a public garbage can”を指していて、“make a sound”で「音を出す」という意味です。
“fall”は「落ちる」という動詞で、ここでは「現在分詞」として直後の“sound”を修飾していますね。
“for 時間”で「~間」となり、“long”は「長い」という形容詞、“second”は「秒」という名詞です。合わせて「8秒もの間」となります。
“then”は「それから」といった副詞ですね。後ろには「there構文」が続いています。
“thud”は「ドスン、ドシン」といった音を表す名詞です。今回は「ガンッ」と訳しました。
“in most cases”は「ほとんどの場合、多くの場合」といった表現です。
“get 形容詞”は「~になる」という重要表現で、“surprised”は「驚いた」という形容詞ですね。
また,“excited”, “surprised”, “intersted”のような“-ed”で終わる形容詞は,基本的に主語が「人」のときに使います。
一方で“exciting”, “surprising”, “interesting”のような“-ing”で終わる形容詞は,基本的に主語が「もの」のときに使います。
“some of 名詞”は「~の一部」と訳したり、「~の中に…もいる」くらいで訳してあげます。
“them”は“people”を指していて、“even”は「~でさえ」という強調を表す副詞です。
“come back”は「戻る、帰る」という意味で、“with”は「~とセットで」というニュアンスの前置詞ですね。
“another”は「ほかの、もう1つの」という形容詞、“piece”は「1個、ひとかけら」、“trash”は「ゴミ」という名詞になります。“of”は後ろから訳しましたね。
“just”は「ただ~だけ」、“again”は「もう一度、再び」といった副詞で、“toss”は「を放る、捨てる」という動詞です。
“to toss”は「不定詞の副詞的用法」になっていて、“it”は“another piece of trash”を指していますね。
“during”は「~の間」という前置詞で、“single”は「ただ1つの」といった形容詞になります。
“rubbish”は「ゴミ」という名詞で、“collect”は「を集める」という動詞です。ここでは「受動態」になっていますね。
この“while”は「~の間」ではなく「~の一方で」という意味の接続詞になります。
“normal”は「普通の」という形容詞、“nearby”は「すぐ近くに」といった副詞です。
“only”は「たった~しか」という強調を表す副詞で、“on average”は「平均して」という重要表現ですね。
“change”は「を変える」という動詞で、“behavior”は「行動、振る舞い」という名詞です。
“for the better”は「良い方向に」という表現になります。
この“by”も最初の文と同じ手段・方法を表していて、前置詞の後ろなので“making”は「動名詞」になっていますね。
“make 名詞 形容詞/名詞”で、「名詞を~(の状態)にする、させる」という重要表現です。
“fun”は「楽しさ」という名詞ですが、形容詞的に訳してOKです。
“it”は形式主語で“to”以下の内容を指していて、“throw away~”は「~を捨てる」という重要表現、“trash”は「ゴミ」という名詞になります。
以上がHeartening Lesson4 Section2の日本語訳となります。
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