高1ELEMENT Lesson4 Section3 本文和訳

三省堂 高1ELEMENT Lesson4 Section3の本文の日本語訳と重要箇所の解説です。

Lesson4-1, 4-2, 4-4の解説はこちらからご覧ください。

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ELEMENT Lesson4 Section3 本文と日本語訳

After Yamaguchi spent a night in a shelter, he thought he must get back to his young wife and their baby in Nagasaki.

「山口さんは避難所で一晩過ごした後、長崎にいる妻と赤ちゃんの元に戻らなければと思いました。」

He managed to return there on a train the following day, and he received treatment for his burns at a hospital.

「翌日、彼は電車で何とかしてそこに戻り、病院で火傷の治療を受けました。」

On August 9, he returned to his office in Nagasaki.

「8月9日、彼は長崎の会社に戻りました。」

The left side of his face is and his left arm were heavily bandaged.

「顔の左側と左腕はしっかりと包帯で巻かれていました。」

All his colleagues were stunned but wanted very much to hear about what had happened in Hiroshima.

「彼の同僚全員が驚きましたが、広島で何があったのか聞きたくて仕方がありませんでした。」

When he told them that just one bomb had totally destroyed Hiroshima, his boss said it was absolutely impossible.

「ただ1つの爆弾が広島を完全に破壊したことを彼らに話すと、彼の上司は、それは絶対にあり得ないと言いました。」

Suddenly, a great flash filled the room.

「突然、凄まじい閃光が部屋に広がりました。」

Yamaguchi had come back to Nagasaki alive, only to face the same terrible fate there.

「山口さんは長崎に生きて戻ってきましたが、そこで同じ恐ろしい運命に直面しただけでした。」

    ELEMENT Lesson4 Section3 重要事項の解説

    After Yamaguchi spent a night in a shelter, he thought he must get back to his young wife and their baby in Nagasaki.

    “after”「~の後で」という接続詞ですね。

    “spent”“spend(を過ごす・費やす)”の過去形で、“shelter”「避難所」という名詞です。

    “thought”の後ろには「接続詞that」が省略されていますね。

    “must”「~しなければならない」という助動詞、“get back to~”「~に戻る・帰る」という表現、“wife”「妻」という名詞になります。

    「接続詞that」の前の動詞が過去形の場合は、時制の一致といって、“that”以下の動詞も過去形または過去完了形にしなければいけません。ただ、“must”“should”のように過去形がない助動詞は、そのままでOKです。

    He managed to return there on a train the following day, and he received treatment for his burns at a hospital.

    “manage”「を管理する、やりくりする」といった動詞で、“manage to 動詞の原形”「何とかして~する」という重要表現になります。

    “return”「戻る、帰る」という動詞で、“there”「そこに」という副詞ですね。ここでは「長崎」を指しています。

    “the following day”「翌日」という意味です。

    “receive”「を受け取る、もらう」という動詞で、 “treatment”「治療、処置」“burn”「火傷」という名詞になります。

    On August 9, he returned to his office in Nagasaki.

    日付を表現するときは“on”を使います。月や年だけなら“in”を使いますね。

    “office”「会社、オフィス」という名詞になります。

    The left side of his face is and his left arm were heavily bandaged.

    “left”「左の」という形容詞、“side”「側」“arm”「腕」という名詞です。

    “of”は前置詞で,”A of B”の形で「BのA」というように後ろから前に訳します。

    “heavily”「重く、厳しく」といった副詞ですが、ここでは「しっかりと」と訳しました。

    “bandage”「を包帯で巻く」という動詞で、今回は「受動態」になっていますね。

    All his colleagues were stunned but wanted very much to hear about what had happened in Hiroshima.

    “all one’s(the) 名詞”は,“all of one’s(the) 名詞”“of”が省略された形です。“all”の品詞としては「代名詞」にあたります。だから冠詞“the”の前にあるんですね。

    “colleague”「同僚」という名詞です。

    “stun”「を驚かせる、唖然とさせる、気絶させる」という動詞で、ここでは「受動態」になっていますね。

    “want very much to 動詞の原形”「~したくて仕方がない」という表現です。

    “hear about~”「~について聞く」という意味で、“about”の後ろは「間接疑問文」になっていますね。

    “happen”「起きる」という動詞で、ここでは「過去完了形」になっています。

    この「過去完了」「大過去」といって、「広島で起きた」→「聞きたがった」という時系列を明確にしています。

    When he told them that just one bomb had totally destroyed Hiroshima, his boss said it was absolutely impossible.

    ここでは「接続詞when」が使われていて、“told”の後ろには「接続詞that」がありますね。

    “just”「ただ~だけ、たった」といった副詞で、“bomb”「爆弾」という名詞です。

    “totally”「完全に、全く」といった副詞で、“destroy”は「を破壊する」という動詞です。

    ここでは「過去完了」「受動態」がセットになっていますね。

    “boss”「上司」という名詞で、“said”の後ろには「接続詞that」が省略されています。

    “it”「たった1つの爆弾が広島を完全に破壊したこと」を指していて、“absolutely”「絶対に」という副詞、“impossible”「不可能な」という形容詞です。

    Suddenly, a great flash filled the room.

    “suddenly”「突然に、急に」という副詞ですね。

    “flash”「閃光」という名詞で、“fill”「を満たす、に広がる」という動詞になります。

    Yamaguchi had come back to Nagasaki alive, only to face the same terrible fate there.

    “come back to~”「~に戻る」という表現で、ここでは「過去完了形」になっていますね。

    “alive”「生きて」という副詞です。

    “only to 動詞の原形”「結局~だ」という「結果」を表す意味になります。「…してその結果~」というように、基本的には前から順に訳していけばOKです。

    “face”「に直面する」という動詞で、“same”「同じ」“terrible”「恐ろしい、ひどい」という形容詞、“fate”「運命」という名詞です。

    “there”「長崎」を指していますね。

    ELEMENT Lesson4 Section3 まとめ

    以上がELEMENT Lesson4 Section3の日本語訳となります。

    「過去完了」などの使い方をしっかり確認しておきましょう!

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    立教卒。28歳。個人塾経営の塾講師。 趣味:フットサル・バスケ・音楽鑑賞・映画鑑賞 中・高生の皆さんの勉強の役に立てればと思いブログを開設しました。 主に英語の教科書の日本語訳と解説をあげていきます。 その他歴史や古文、勉強に役立つ情報もいろいろとアップしていきます! 問題演習用のプリントも作成していこうと考えているので、『これを解説してほしい』『こんな練習問題がほしい』といったご要望があれば、お問い合わせフォームからご遠慮なく連絡してください!