高1ELEMENT Lesson4 Section2 本文和訳

三省堂 高1ELEMENT Lesson4 Section2の本文の日本語訳と重要箇所の解説です。

Lesson4-1, 4-3, 4-4の解説はこちらからご覧ください。

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ELEMENT Lesson4 Section2 本文と日本語訳

It was an atomic bomb.

「それは原子爆弾でした。」

The American bomber Enola Gay dropped it near the center of Hiroshima, only three kilometers away from Yamaguchi.

「アメリカの爆撃機エノラ・ゲイが、山口さんからたった3kmしか離れていない広島の中心部近くにそれを落としました。」

He lay dazed on the road for a moment.

「彼は少しの間、道路の上に放心状態で横たわっていました。」

When he recovered, he felt terrible pain on the left side of his face and his left arm.

「彼が意識を取り戻したとき、顔の左側と左腕にひどい痛みを感じました。」

When he looked up at the sky, he saw a big mushroom cloud soaring high into the sky.

「空を見上げると、大きなキノコ雲が空高く舞い上がっていくのを見ました。」

He felt that he had to get away from there as soon as possible.

「彼はできるだけ早くそこから逃げなければならないと感じました。」

    When he reached a big tree in a field, he looked around.

    「野原にある大きな木にたどり着いたとき、辺りを見回しました。」

    He realized that everything had been destroyed.

    「彼は、すべてのものが破壊されてしまったことに気づきました。」

    He had never seen anything like it before.

    「彼は今までにそのようなものを見たことがありませんでした。」

    After he walked around, he decided to continue to his office to meet his colleagues.

    「歩き回った後、同僚に会うために会社へ歩き続けることを決めました。」

    When he arrived, he saw many damaged houses, but the survivors came out and put their arms around him.

    「彼が到着したときたくさんの壊れた家を見ましたが、生存者が出てきて、彼に抱きしめました。」

    ELEMENT Lesson4 Section2 重要事項の解説

    It was an atomic bomb.

    “It”はScene1の“a terrible “ball of fire” “を指していますね。

    “atomic”「原子力の」という形容詞で、“bomb”「爆弾」という名詞です。

    The American bomber Enola Gay dropped it near the center of Hiroshima, only three kilometers away from Yamaguchi.

    “bomber”「爆撃機」という名詞で、“it”“an atomic bomb”を指しています。

    “drop”「を落とす」という動詞で、“near”「の近くに」という前置詞、“center”「中心」といった名詞ですね。

    “of”は前置詞で,”A of B”の形で「BのA」というように後ろから前に訳します。

    “only”「たった~しか、~だけ」“away”「離れて」といった副詞になります。

    He lay dazed on the road for a moment.

    “lay”“lie(横たわる、ままにする)”の過去形です。

    “dazed”「放心状態の、ボーッとした」という形容詞、“road”「道」という名詞になります。

    “for a moment”「少しの間」という表現です。

    When he recovered, he felt terrible pain on the left side of his face and his left arm.

    ここでは「接続詞when」が使われていますね。

    “recover”「回復する、取り戻す」という動詞 、“felt”“feel(感じる)”の過去形です。

    “terrible”「恐ろしい、ひどい」“left”「左の」という形容詞、“pain”「痛み」“arm”「腕」という名詞になります。

    “on the left side of~”「~の左側の」といった意味ですね。

    When he looked up at the sky, he saw a big mushroom cloud soaring high into the sky.

    ここでも「接続詞when」が使われていますね。

    “look up at~”「を見上げる」という表現で、“sky”「空」という名詞です。

    “see”「知覚動詞」で、“see 名詞 動詞の原形”という形で「名詞が~するのを見る」という意味になります。

    動詞の原形の部分は、今回のように-ing形にすることもできます。その場合は「名詞が~しているのを見る」というように、進行形のニュアンスになります。

    “mushroom”「キノコ」という名詞、“soar”「上昇する」という動詞、“soar into~”「に舞い上がる」という意味です。

    “high”「高く」という副詞ですね。

    He felt that he had to get away from there as soon as possible.

    “felt”の後ろには「接続詞that」がありますね。

    “had to 動詞の原形”“have to”の過去形で「~しなければならなかった」という意味です。

    “get away from~”「~から逃げる、離れる」という表現で、この文の“there”「そこ」という名詞になります。

    “as ~ as possible”「できるだけ~」という重要表現になります。

    特に今回の“as soon as possible”はよく使う表現なのでしっかり覚えておきましょう。“ASAP”と略されることも多いですよ。

    When he reached a big tree in a field, he looked around.

    ここでも「接続詞when」が使われていますね。

    “reach”「にたどり着く、届く」という動詞で、“field”「野原、草原」といった名詞です。

    “look around”「周りを見回す」といった意味ですね。

    He realized that everything had been destroyed.

    “realize”「に気づく、を悟る」といった動詞で、後ろには「接続詞that」があります。

    “everything”「すべてのこと・もの」という代名詞、“destroy”は「を破壊する」という動詞です。

    ここでは「過去完了」「受動態」がセットになっていますね。

    この「過去完了」「大過去」といって、「破壊された」→「気づいた」という時系列を明確にしています。

    He had never seen anything like it before.

    ここでも「過去完了」が使われていますね。

    “have never seen anything like it(this)”「その(この)ようなものは一度も見たことがない」という表現です。それの過去完了バージョンということです。

    “like”「~のような」という前置詞、“before”「以前に、今までに」という副詞になります。

    After he walked around, he decided to continue to his office to meet his colleagues.

    “after”「~の後で」という接続詞、“walk around”「歩き回る、散歩する」といった表現です。

    “decide to 動詞の原形”「~することを決める」という重要表現で、“continue”「続ける、歩き続ける」といった動詞になります。

    “to his office”“to”「~へ」という方向を表す前置詞で、“office”「会社、オフィス」という名詞ですね。

    “to meet”「不定詞の副詞的用法」になっていて、“colleague”「同僚」という名詞です。

    When he arrived, he saw many damaged houses, but the survivors came out and put their arms around him.

    ここでも「接続詞when」が使われていますね。

    “arrive”「着く、到着する」という動詞で、“damaged”「損傷した、壊れた」という形容詞です。

    “survivor”「生存者」という名詞で、“come out”「出てくる、現れる」“put one’s arms around~”「~を抱きしめる」という表現になります。

    “their”“the survivors”を指していますね。

    ELEMENT Lesson4 Section2 まとめ

    以上がELEMENT Lesson4 Section2の日本語訳となります。

    知覚動詞」「過去完了」などの使い方をしっかり確認しておきましょう!

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    立教卒。28歳。個人塾経営の塾講師。 趣味:フットサル・バスケ・音楽鑑賞・映画鑑賞 中・高生の皆さんの勉強の役に立てればと思いブログを開設しました。 主に英語の教科書の日本語訳と解説をあげていきます。 その他歴史や古文、勉強に役立つ情報もいろいろとアップしていきます! 問題演習用のプリントも作成していこうと考えているので、『これを解説してほしい』『こんな練習問題がほしい』といったご要望があれば、お問い合わせフォームからご遠慮なく連絡してください!