高1ELEMENT Lesson4 Section1 本文和訳

三省堂 高1ELEMENT Lesson4 Section1の本文の日本語訳と重要箇所の解説です。

Lesson4-2, 4-3, 4-4の解説はこちらからご覧ください。

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ELEMENT Lesson4 Section1 本文と日本語訳

Twice Bombed, Twice Survived

「2度の被爆と2度の生存」

On August 6,1945, Yamaguchi Tsutomu got up happily.

「1945年8月6日、山口彊さんは喜んで起床しました。」

It was his last day in Hiroshima.

「広島での最終日でした。」

He was going back the following day to his family and home office in Nagasaki.

「彼は翌日、長崎の家族と本社のもとに戻る予定でした。」

He had spent three months designing ships at a company in Hiroshima.

「彼は広島の会社で3ヶ月間、船を設計して過ごしていました。」

On the last day of his assignment, he took a bus to the office, but he realized that he had forgotten his seal for stamping documents.

「業務の最終日に、彼はバスで会社に行きましたが、書類に押す印鑑を忘れたことに気づきました。」

He returned to the company house to get it and left again for the office, this time by train.

「彼は印鑑を取るために社宅に戻り、そして今回は電車で、再び会社に向かいました。」

When he was walking from the station to the office, he saw a bomber flying and then two white parachutes falling.

「駅からオフィスまで歩いていたとき、爆撃機が飛んでいるのを見て、それから2つの白いパラシュートが降下するのを見ました。」

Suddenly, there was a terrible “ball of fire,” and he was knocked unconscious.

「突然、恐ろしい火の玉が現れて、彼は叩きつけられて気絶しました。」

ELEMENT Lesson4 Section1 重要事項の解説

Twice Bombed, Twice Survived

“twice”「2回、2度」という副詞です。

“bomb”「を爆撃する」“survive”「を生き残る」といった動詞で、ここでは「過去分詞」になっています。

今回は「2度の被爆と2度の生存」と訳しました。

On August 6,1945, Yamaguchi Tsutomu got up happily.

日付を表現するときは“on”を使います。「~年」「~月」だけなら“in”ですね。

“happily”「楽しく、喜んで」といった副詞になります。

He was going back the following day to his family and home office in Nagasaki.

“go back”「戻る、帰る」という表現で、ここでは「過去進行形」になっていますね。

この「過去進行形」「近接未来」という用法です。

近接未来とは,すぐ先に迫った確定した未来の話は,未来形ではなく進行形で表現できるというものです。

近接未来が使われるときは,“go”“come”“leave”など「動き」を表す動詞のときが多いですよ。

“the following day”「翌日」という副詞表現です。

“home office”「本社」という名詞になります。

He had spent three months designing ships at a company in Hiroshima.

“spent”“spend(を過ごす、費やす)”の過去分詞形で、ここでは「過去完了」になっていますね。

“spend 時間 -ing”の形で、「~して…時間費やす」といった意味になります。

“design”「を設計する、考案する」といった動詞で、“ship”「船」“company”「会社」という名詞です。

On the last day of his assignment, he took a bus to the office, but he realized that he had forgotten his seal for stamping documents.

“of”は前置詞で,”A of B”の形で「BのA」というように後ろから前に訳します。

“assignment”「業務、任務、割り当て」といった名詞です。

“take a bus”「バスを利用する」という意味になります。ちなみに“get on”「に乗る」という意味ですが、こちらは「乗る」という動作に焦点を当てた表現になります。

“office”「会社、オフィス」という名詞ですね。

“realize”「に気づく、を悟る」といった動詞で、後ろには「接続詞that」があります。

“forgotten”“forget(を忘れる)”の過去分詞形で、ここでは「過去完了」になっていますね。

この「過去完了」「大過去」といって、「忘れた」→「気づいた」という時系列を明確にしています。

“seal”「印鑑、封、シール」“document”「書類」という名詞で、“stamp”「に(スタンプを)押す」といった動詞になります。

“for”「~ための」といった目的を示す前置詞で、前置詞の後ろなので“stamping”「動名詞」になっていますね。

He returned to the company house to get it and left again for the office, this time by train.

“return”「戻る、帰る」という動詞で、“company house”「社宅」という名詞です。

“it”“his seal”を指していて、“left”“leave”の過去形、“again”「また、再び」という副詞ですね。

“leave for~”「~に向けて出発する」といった意味になります。

“this time”「今度は、今回は」という意味で、“by 乗り物”「交通手段」を表します。

When he was walking from the station to the office, he saw a bomber flying and then two white parachutes falling.

ここでは「接続詞when」が使われていますね。また「過去進行形」にもなっています。

“from A to B”「AからBまで」という意味です。

“see”「知覚動詞」で、“see 名詞 動詞の原形”という形で「名詞が~するのを見る」という意味になります。

動詞の原形の部分は、今回のように-ing形にすることもできます。その場合は「名詞が~しているのを見る」というように、進行形のニュアンスになります。

“bomber”「爆撃機」という名詞で、“fly”「飛ぶ」という動詞ですね。

“then”「それから、その後」という副詞で、“parachute”「パラシュート」という名詞、“fall”「落ちる、降下する」といった動詞になります。

Suddenly, there was a terrible “ball of fire,” and he was knocked unconscious.

“suddenly”「突然、急に」という副詞ですね。

また、ここでは「there構文」が使われています。本来は「~がある・いる」と訳しますが、今回は「現れる」としました。

“terrible”「恐ろしい、ひどい」といった形容詞で、“ball of fire”「火の玉」ですね。

“be knocked unconscious”「叩きつけられて(殴られて)気絶する」という表現になります。

“knock”「ノックする、を打つ・強打する」という動詞で、“unconscious”「意識を失った」といった形容詞です。

ELEMENT Lesson4 Section1 まとめ

以上がELEMENT Lesson4 Section1の日本語訳となります。

知覚動詞などの使い方をしっかり確認しておきましょう!

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立教卒。28歳。個人塾経営の塾講師。 趣味:フットサル・バスケ・音楽鑑賞・映画鑑賞 中・高生の皆さんの勉強の役に立てればと思いブログを開設しました。 主に英語の教科書の日本語訳と解説をあげていきます。 その他歴史や古文、勉強に役立つ情報もいろいろとアップしていきます! 問題演習用のプリントも作成していこうと考えているので、『これを解説してほしい』『こんな練習問題がほしい』といったご要望があれば、お問い合わせフォームからご遠慮なく連絡してください!