三省堂 高1CROWN English Communication1 Lesson10 Section3の本文の日本語訳と重要箇所の解説です。
Section10-1, 10-2, 10-4, 10-5の解説はこちらからご覧ください。
>高1CROWN English Communication1 Lesson10 Section1 本文和訳
>高1CROWN English Communication1 Lesson10 Section2 本文和訳
>高1CROWN English Communication1 Lesson10 Section4 本文和訳
>高1CROWN English Communication1 Lesson10 Section5 本文和訳
In this cartoon, Linus is excited because the home team has won a football game.
「この漫画では、地元のチームがフットボールの試合に勝ったので、ライナスは興奮しています。」
Charlie Brown listens quietly and then asks Linus one simple question:
「チャーリー・ブラウンは静かに聞いて、それからライナスに1つの素朴な質問をしました。」
“How did the other team feel?”
『相手チームはどう感じていたのかな?』
Because Charlie Brown has experienced failure himself, he finds it important to be sensitive to the feelings of other people who fail.
「チャーリー・ブラウンは、自分も失敗を経験してきたので、失敗する方の気持ちを思いやることが大切だとわかっています。」
He makes us think of other people.
「彼は私たちに他者について考えさせてくれます。」
In many ways, Charlie Brown is a loser.
「多くの点で、チャーリー・ブラウンは敗者です。」
He is not a very good student, and he is not good at sports.
「彼はあまり優秀な学生ではなく、スポーツも得意ではありません。」
The pretty little girl in his class pays no attention to him.
「彼のクラスにいるかわいい少女は彼を気にも留めません。」
In a world where wealth and power are so important, Charlie Brown is a failure.
「富と権力がとても重要な世界では、チャーリー・ブラウンは出来損ないです。」
But Charlie Brown never really loses.
「しかしチャーリー・ブラウンは本当の意味で負けてはいません。」
He never feels sorry for himself.
「彼は自分のことを哀れだと決して思っていません。」
He always hopes for a better day tomorrow and keeps on trying.
「彼はいつもより良い明日を願って、挑戦し続けます。」
Perhaps that’s what makes a real winner.
「たぶん、そのことが真の勝者にするのです。」
“cartoon”は「漫画」、“home team”は「地元のチーム」、“football”は「フットボール(サッカー)」という名詞になります。
“excited”は「わくわくした、興奮した」といった形容詞ですね。
また,“excited”, “surprised”, “intersted”のような“-ed”で終わる形容詞は,基本的に主語が「人」のときに使います。
一方で“exciting”, “surprising”, “interesting”のような“-ing”で終わる形容詞は,基本的に主語が「もの」のときに使います。
また、「接続詞because」も使われています。
“won”は“win(に勝つ)”の過去分詞形で、ここでは「現在完了」になっていますね。
“won”は発音が「ワン」なので要注意ですよ!
“quietly”は「静かに」、“then”は「それから」という副詞です。
“ask 人 もの”で「人にものをたずねる」となって,“ask もの of 人”でも同じ意味になります。
“simple”は「単純な、素朴な、シンプルな」といった形容詞ですね。
“other”は「他の、相手の、もう一方の」という形容詞、“feel”は「感じる」という動詞です。
この文では「接続詞because」が使われていますね。
“experience”は「を経験する、体験する」という動詞で、ここでは「現在完了」になっています。
“failure”は「失敗」という名詞です。
“himself”などの“~self”という単語は再帰代名詞と言い,単語の直後や文頭,文末に置くことで強調する役割があります。今回は“Charlie Brown”が強調されて「彼自身」ということです。
“find it 形容詞 to 動詞の原形”は「to以下のことが~だとわかる」という重要表現です。“it”は形式主語で、真の主語は”to”以下の内容になります。
“sensitive”は「微妙な、繊細な、思いやりがある」という形容詞で、“feeling”は「感情、気持ち」という名詞、“fail”は「失敗する」という動詞です。
“of”は前置詞で,”A of B”の形で「BのA」というように後ろから前に訳します。
“who”は「主格の関係代名詞」で,“who fail”が先行詞“other people”を修飾しています。
“make 人・もの 動詞の原形”で「人・ものに~させる」という使役の意味になります。
“think of~”は「~について考える」という意味ですね。
“in many ways”は「多くの点で」という表現です。
“loser”は「敗者」という名詞ですね。
“not very~”は「あまり~ではない」、“be good at~”は「~が得意だ」という表現ですね。
“pretty”は「かわいい」、“little”は「小さな」という形容詞ですね。
“pay attention to~”は「~に注意する、注目する」という重要表現で、今回は“no”があるので「~に注目しない、気に留めない」という意味になります。
“where”は「関係副詞」で、“where wealth and power are so important”が先行詞“a world”を修飾しています。
“wealth”は「富、財産」、“power”は「権力、力」、“failure”は「失敗した人、出来損ない」といった名詞になります。
“so”は「とても」という、“very”と同じ意味の副詞ですね。
“never”は「決して~ない、一度も~ない」という副詞で、“lose”は「負ける」という動詞です。
“really”は「本当に」という副詞で、今回は「本当の意味で」と訳しました。
“feel sorry for~”は「~に申し訳なく思う、~を哀れに思う」といった表現です。
“himself”は「彼自身」という先ほど出てきた再帰代名詞で,主語と目的語が同じになるときは,目的語を再帰代名詞を使って表現します。
“always”は「いつも」という副詞ですね。
“hope”は「を望む、願う」という動詞で、“better”は“good”の「比較級」、“day tomorrow”は「明日」という意味になります。
“keep on -ing”は「を続ける」という重要表現で、“on”は無くてもOKです。
“try”は「挑戦する」という動詞ですね。
“perhaps”は「たぶん、おそらく」という副詞です。
“that’s what makes A B”は「そのことがAをBにする」という表現になります。この文ではAにあたる単語がないので、「そのことがBにする」でOKです。
この“what”は「関係代名詞」で,“what”1語で“the thing(s) that~(~ということ・もの)”という意味を持ちます。今回は「主格の関係代名詞」ですね。
“real”は「本当の、真の」という形容詞、“winner”は「勝者」という名詞です。
以上がCROWN English Communication1 Lesson10 Section3の日本語訳となります。
「関係詞」「現在完了」などの使い方をしっかり確認しておきましょう!
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