三省堂 高2ELEMENT Lesson6-4⃣~6⃣の本文の日本語訳と重要箇所の解説です。
Lesson6-1⃣~3⃣, 6-7⃣~8⃣の解説はこちらからご覧ください。
4⃣
Despite the happiness his new life brought, Saroo missed his family in India.
「新しい生活がもたらした幸福にもかかわらず、サルーはインドの家族を恋しく思っていました。」
He also wondered about his origins.
「また、自分の出自についても知りたいと思いました。」
He believed his memories about India would help him hold onto his identity.
「彼は、インドに関する記憶が自分のアイデンティティを保つ手助けになっていると信じていました。」
Since he couldn’t read and write back then, he often recalled them in his mind in order not to forget any detail.
「その当時、彼は読み書きができなかったので、どんな細かいことも忘れないために、よく頭の中でその記憶を思い出していました。」
Sue, Saroo’s adoptive mother, was an understanding person.
「サルーの義母であるスーは理解のある人でした。」
She noticed Saroo was a lovely sensible child when he came, so she knew he had been loved by his birth mother.
「彼女は、サルーが来たとき、愛らしく思慮深い子どもだと気づいたので、彼は実の母に愛されていたのだと分かりました。」
She believed that his memories of his past were very important to him.
「彼女は、彼の過去の記憶が彼にとってとても大切なのだと信じていました。」
So, to help Saroo keep his memories, she wrote down what he told her in diaries.
「だから、サルーが記憶を保てるように、彼女は彼が話したことを日記に書き留めました。」
5⃣
Saroo’s memories about India seemed to be useless in finding his hometown.
「サルーのインドに関する記憶は、彼の故郷を見つけるのに役立たないように思えました。」
By the time he entered college, however, the internet had become common, and he thought this invention could be of some use.
「しかし、彼が大学に入る時までに、インターネットが一般的になっていて、この発明品が何かの役に立つだろうと思いました。」
He started to use the internet to search for two names which he vaguely remembered:
「彼は漠然と覚えていた2つの名前を探すためにインターネットを使い始めました。」
“Ginestlay,” his hometown, and “Berampur,” the station where he was separated from his brother.
「彼の故郷である『ジネストレイ』と、兄と離れ離れになった駅の『ベランプール』です。」
Since he was not sure about the names, he typed in various spellings of them.
「彼は名前に確信がなかったので、様々なつづりで入力しました。」
He got numerous results but couldn’t make any sense of them.
「膨大な検索結果が出ましたが、さっぱり分かりませんでした。」
6⃣
Saroo was confident in his visual memories, though, such as a large water tower he remembered near the station.
「けれども、駅の近くにあったと覚えている大きな給水塔のように、サルーは視覚的な記憶には自信がありました。」
He wanted to see the places that came up in his searches to verify if they were relevant to him.
「彼は検索で出てきた場所が自分に関係するかどうかを確かめるために、それらを見たいと思いました。」
One day, he found a web application which showed cities and landscapes from various angles.
「ある日、彼は様々な角度から都市や景色を見せるウェブアプリを見つけました。」
It was exactly what he needed.
「それは、まさしく彼が必要としているものでした。」
He started to spend every night exploring the online map.
「彼は毎晩をオンライン地図の検索に費やし始めました。」
It seemed endless work, but he was determined to find his core.
「それは終わりのない作業のように思えましたが、彼は自分のルーツを見つけると決心しました。」
“despite”は「~にもかかわらず」という重要な前置詞で、“happiness”は「幸せ」、“life”は「人生、生活、命」という名詞、“brought”は“bring(をもたらす、持って来る)”の過去形になります。
“happiness”の後ろには「目的格の関係代名詞that/which」が省略されていて、“his new life brought”が先行詞“the happiness”を修飾しています。
“miss”は「を恋しく思う、を見逃す」といった動詞ですね。
“also”は「また,さらに」といった副詞で,付け加える役割があります。色々な文で使うので必ず覚えましょう!
“wonder”は「知りたいと思う、疑問に思う」という動詞で、“origin”は「起源、発端」といった名詞です。今回は「出自」と訳しました。
“believe”は「を信じる」という動詞で、後ろには接続詞“that”が省略されていますね。
“memory”は「記憶」、“identity”は「アイデンティティー、正体」といった名詞です。
“help 人 動詞の原形”は「人が~するのを助ける・手伝う」という重要表現で、“hold”は「を抱える」という動詞で、“hold onto~”は「を手放さない、とどめる」といった意味になります。
“would”は助動詞“will”の過去形ですね、
“since”は「~だから」という理由を表す接続詞で、“back then”は「その当時は」という表現になります。
“often”は「よく、しばしば」という副詞、“recall”は「を思い出す」という動詞で、“them”は“his memories about India”を指していますね。
“in one’s mind”は「頭の中で、心の中で」、“in order to 動詞の原形”は「~するために」という表現です。
「不定詞」の前に“not”を付けると不定詞の否定形になり、“forget”は「を忘れる」という動詞、“detail”は「詳細」という名詞ですね。
肯定文で”any 単数名詞”で使うと「どんな~でも」という意味になりますよ!
“Sue”と“Saroo’s adoptive mother”は「同格語」になります。“名詞,名詞”の並びは「同格語」の可能性が高いですよ!
“adoptive mother”は「養母」という名詞です。
また、名詞に‘sを付けると「~の」という所有を表します。
直前の名詞が複数形など“s”で終わるときは” teachers‘ “のようにアポストロフィーだけを最後に付けます。
“understanding”は「理解のある」という形容詞になります。
この文では接続詞“that”が使われていますね。
“of”は前置詞で,”A of B”の形で「BのA」というように後ろから前に訳します。
“past”は「過去」という名詞になります。
“so”は「だから」という副詞、“to help”以下は「不定詞の副詞的用法」になっていて、ここでも“help 人 動詞の原形”が使われていますね。“keep”は「を保つ」という動詞です。
“write down~”は「を書き留める」という意味、“what”は「関係代名詞」で,“what”1語で“the thing(s) that~(~ということ・もの)”という意味を持ちます。今回は「目的格の関係代名詞」ですね。
“in a diary”で「日記に」という意味になります。
“seem”は「~のように見える、思われる」という動詞で、“seem to 動詞の原形”は「~するように思われる」となります。
“useless”は「無駄な、役に立たない」という形容詞で、“be useless in~”で「~では役に立たない」という意味です。
“find”は「を見つける」という動詞、“hometown”は「故郷」という名詞で、ここでは前置詞“in”の後ろなので「動名詞」になっていますね。
“however”は「しかし」という意味の副詞になります。
同じ意味で“but”がありますが,こちらは接続詞なので品詞が異なります。“but”は“文A,but 文B”というように,2つの文を繋ぐ際に使います。
“文A. But 文B.”というように,“but”を文の先頭に置いて1文だけで完結させるのは原則NGとなります。
この“by”は「~までに」という期限を表す前置詞です。
“the time”の後ろには「関係副詞」の“when”が省略されています。
“he entered college”が先行詞“the time”を修飾していて、“enter”は「に入る」という動詞、“college”は「大学」という名詞なので、「彼が大学に入学するまでに」という意味になりますね。
“become”は「になる」という動詞、“common”は「一般的な、普通の」という形容詞で、“had become common”は「過去完了」の「大過去」の用法になっています。
“thought”の後ろには接続詞“that”が省略されていますね。
“invention”は「発明」という名詞で、“could”は「~だろう」という可能性を表す助動詞、“be of some use”は「役に立つ」という表現です。
“to use”は「不定詞の名詞的用法」になっていて、“to search”は「不定詞の副詞的用法」になっています。
“search for~”は「~を探す」という意味、“which”は「目的格の関係代名詞」で、“which he vaguely remembered”が先行詞“two names”を修飾しています。
“vaguely”は「漠然と、あいまいに」という副詞、“remember”は「を覚えている、思い出す」という動詞になります。
“the station”の後ろには「関係副詞」の“where”が使われていますね。
“where he was separated from his brother”が先行詞“the station”を修飾していて、“separate”は「と別れる、を離す、分ける」といった動詞で、“be separated from~”は「~から別れる」という意味になります。
この“since”も「~だから」という理由を表す接続詞で、“be sure about~”は「~を確信している」という表現になります。
“type in~”は「を入力する」という意味で、“various”は「様々な」という形容詞、“spelling”は「綴り」という名詞です。
“them”は“the names”を指していますね。
“numerous”は「多数の」という形容詞、“result”は「結果」という名詞ですね。
“not make any sense of~”は「~を全く理解できない」という意味で、“them”は“numerous results”を指していますね。
“be confident in~”は「~に自信がある」という表現で、“visual”は「視覚の、目に見える」という形容詞、“though”は「けれども」という副詞です。文の途中に挿入されていますが、文頭に置いて訳してOKです。
“such as~”は「~のような、例えば~」という表現で、“water tower”は「給水塔」という名詞になります。
“water tower”の後ろには「目的格の関係代名詞that/which」が省略されていて、“he remembered near the station”が先行詞“a large water tower”を修飾しています。
“that”は「主格の関係代名詞」で、“that came up in his searches”が先行詞“the places”を修飾しています。
“come up in~”は「~に出てくる、上がる」といった意味で、“search”は「検索」という名詞です。
“verify”は「を確かめる」という動詞で、ここでは「不定詞の副詞的用法」になっていますね。
この“if”は「~かどうか」という意味の接続詞で、“they”は“the places”を指していて、“be relevant to~”は「~に関連している」という表現になります。
“one day”は「ある日」という意味ですね。
“found”は“find”の過去形で、“web application”は「ウェブアプリ」でOKです。
“which”は「主格の関係代名詞」で、“which showed cities and landscapes from various angles”が先行詞“a web application”を修飾しています。
“show”は「を示す、見せる」という動詞で、“landscape”は「景色、風景」、“angle”は「角度、見方」といった名詞になります。
“It”は“a web application”を指していて、“exactly”は「まさに」といった副詞です。
“what”は「関係代名詞」で,「目的格の関係代名詞」の働きをしていますね。
“need”は「を必要とする」という動詞になります。
“to spend”は「不定詞の名詞的用法」になっていて、“spend”は「を過ごす、費やす」という動詞になります。
“spend 時間 -ing”は「~するのに時間を費やす」という重要表現で、“explore”は「を検索する」という動詞です。
“It”は“exploring the online map”を指していて、“endless”は「終わりのない」という形容詞、“work”は「作業、仕事」といった名詞です。
“be determined to 動詞の原形”は「~することを決心する」という重要表現で、“core”は「核、中心部」という名詞になります。今回は「ルーツ」と訳しました。
以上がELEMENT Lesson6-4⃣~6⃣の日本語訳となります。
何か分からない点や他に解説してほしい点があれば,お気軽にコメントしてください!
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ありがとうございます🌷😊
めちゃくちゃ助かってます🙏🏻😖
ELEMENTのレッスン7の解説を今週中までにお願いします。
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