定期テストや高校入試で必ずと言っていいほど出題される時差の計算問題。
時差問題で確実に得点するためには、どんな経度や日付が出題されても対応できる計算力が必要です。そこで今回は、日付・時刻・経度の数値が被らないように設計した、実戦的な時差の練習問題を20問ご用意しました。
基礎の確認から、つまずきやすい飛行機の移動時間、日付変更線をまたぐ応用問題まで網羅しています。全問正解を目指して取り組んでみてください!
時差(問題)
問1. 時差が「1時間」生じるのは、経度が何度離れているときですか。
問2. イギリス(ロンドン)を通る経度0度の線を何といいますか。
問3. 東経120度の都市と、東経30度の都市の経度差は何度ですか。
問4. 西経105度の都市と、西経45度の都市の経度差は何度ですか。
問5. 東経90度の都市と、西経60度の都市の経度差は何度ですか。
問6. 経度差が75度ある2つの都市では、何時間の時差が生じますか。
問7. 東経150度の都市と、西経30度の大西洋上にある島との時差は何時間ですか。
問8. 日付変更線を、西から東へ越えるとき、日付はどうなりますか。「1日進める」か「1日遅らせる(戻す)」のどちらかで答えなさい。
問9. 日本が 4月2日 の 午前9時 のとき、ニュージーランド(東経165度)は何月何日の何時ですか。
問10. ロンドンが 8月15日 の 午後4時 のとき、アメリカのロサンゼルス(西経120度)は何月何日の何時ですか。
問11. 日本が 11月23日 の 午後2時 のとき、ロシアのモスクワ(東経45度)は何月何日の何時ですか。
問12. フランスのパリ(東経15度)が 12月5日 の 午前7時 のとき、アメリカのニューヨーク(西経75度)は何月何日の何時ですか。
問13. 日本が 7月14日 の 午前8時 のとき、アルゼンチンのブエノスアイレス(西経60度)は何月何日の何時ですか。
問14. ハワイ(西経150度)が 9月9日 の 午後10時 のとき、中国の北京(東経120度)は何月何日の何時ですか。
問15. エジプトのカイロ(東経30度)が 3月20日 の 午後1時 のとき、アメリカのシカゴ(西経90度)は何月何日の何時ですか。
問16. 日本を 5月3日 の 午後9時 に出発する飛行機で、ハワイ(西経150度)に向かいました。飛行時間は 7時間 でした。ハワイに到着したときの現地時間は何月何日の何時ですか。
問17. フランスのパリ(東経15度)を 10月18日 の 午前10時 に出発する飛行機で日本に向かいました。飛行時間は 13時間 でした。日本に到着したときの現地時間(日本時間)は何月何日の何時ですか。
問18. 日本からオーストラリアのシドニー(東経150度)へ飛行機で移動しました。日本を 2月14日 の 午後8時 に出発し、到着したのはシドニーの現地時間で 2月15日 の 午前6時 でした。この飛行機の飛行時間は何時間ですか。
問19. A市(西経15度)が 6月1日 の 正午 のとき、B市は同じ日の 午後5時(17時) でした。B市の標準時子午線の経度を求めなさい。(東経か西経かも答えること)
問20. 日本が 1月10日 の 午前3時 のとき、ある都市Xは 1月9日 の 午後2時 でした。都市Xの標準時子午線の経度を求めなさい。(東経か西経かも答えること)

時差(解答)
答1. 15度 (解説:360度 ÷ 24時間 = 15度)
答2. 本初子午線
答3. 90度 (解説:同じ東経どうしの場合は引き算をします。120 - 30 = 90度)
答4. 60度 (解説:同じ西経どうしの場合は引き算をします。105 - 45 = 60度)
答5. 150度 (解説:東経と西経をまたぐ場合は足し算をします。90 + 60 = 150度)
答6. 5時間 (解説:経度差75度 ÷ 15 = 5時間)
答7. 12時間 (解説:経度差は 150 + 30 = 180度。180 ÷ 15 = 12時間)
答8. 1日遅らせる(戻す) (解説:東へ越える(アジアからアメリカ方面へ向かう)ときは日付を1日戻し、西へ越えるときは1日進めます。)
答9. 4月2日の午前11時 (解説:経度差は 165 - 135 = 30度。時差は2時間。ニュージーランドの方が東にあるため2時間進めます。午前9時の2時間後は午前11時。)
答10. 8月15日の午前8時 (解説:経度差は 0 + 120 = 120度。時差は8時間。ロサンゼルスの方が西にあるため8時間遅らせます。午後4時(16時)の8時間前は午前8時。)
答11. 11月23日の午前8時 (解説:経度差は 135 - 45 = 90度。時差は6時間。モスクワの方が西にあるため6時間遅らせます。午後2時(14時)の6時間前は午前8時。)
答12. 12月5日の午前1時 (解説:経度差は 15 + 75 = 90度。時差は6時間。ニューヨークの方が西にあるため6時間遅らせます。午前7時の6時間前は午前1時。)
答13. 7月13日の午後7時(19時) (解説:経度差は 135 + 60 = 195度。時差は13時間。13時間遅らせるため、午前8時を「24時間制の8時」と考えます。8 - 13 は計算できないので、前日に戻して「32時」として計算します。32 - 13 = 19時。よって前日(13日)の午後7時。)
答14. 9月10日の午後4時(16時) (解説:経度差は 150 + 120 = 270度。時差は18時間。北京の方が東にあるため18時間進めます。午後10時(22時)+ 18時間 = 40時。24時間を引くと翌日の16時になります。)
答15. 3月20日の午前5時 (解説:経度差は 30 + 90 = 120度。時差は8時間。シカゴの方が西にあるため8時間遅らせます。午後1時(13時)の8時間前は午前5時。)
答16. 5月3日の午前9時 (解説:飛行機問題の鉄則「出発を現地時間にする」を使います。日本とハワイの時差は(135+150)÷ 15 = 19時間。日本出発の5月3日21時は、ハワイ時間では19時間遅い「5月3日午前2時」。これに飛行時間の7時間を足すので、午前2時 + 7時間 = 午前9時。)
答17. 10月19日の午前7時 (解説:日本とパリの時差は(135-15)÷ 15 = 8時間。パリ出発の10月18日午前10時は、日本時間では8時間進んで「10月18日の午後6時(18時)」。これに飛行時間の13時間を足すので、18時 + 13時間 = 31時。24を引いて、翌日の午前7時。)
答18. 9時間 (解説:日本とシドニーの時差は(150-135)÷ 15 = 1時間。日本出発の2月14日20時は、シドニー時間では1時間進んで「2月14日午後9時(21時)」。到着が翌日(15日)の午前6時なので、21時から翌朝6時までの時間差である「9時間」が飛行時間です。)
答19. 東経60度 (解説:A市(12時)とB市(17時)の時差は5時間。経度差は 5 × 15 = 75度。B市の方が時間が進んでいるので、A市より東にあります。西経15度から東へ75度進むため、東経60度となります。)
答20. 西経60度 (解説:日本(1月10日午前3時=27時)と都市X(1月9日午後2時=14時)の時差は13時間。経度差は 13 × 15 = 195度。都市Xの方が時間が遅れているので、日本より西にあります。東経135度から西へ195度進むため、135 - 195 = -60。0度を越えて西経に入るため、西経60度となります。)
時差 練習問題 20問 まとめ
いかがでしたか? 基礎レベルの確認からスタートして、最後は入試レベルの逆算問題まで挑戦してもらいました。
時差問題でミスをなくす最大のコツは、頭の中だけで考えず「経度の数直線を書いて、東と西のどちらに進むのかを視覚化すること」です。
また、飛行機問題では「出発時間を、まず到着地の現地時間に直してから計算する」という鉄則を忘れないでくださいね。
間違えてしまった問題は解説をよく読み、数日後にもう一度自力で解き直してみましょう。時差の計算は、一度ルールとコツをつかんでしまえば、どんな問題が出ても確実に得点源にできる単元です!
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