中学3年生の数学で学習する二次関数は、高校入試でも必ず出題される超重要単元です。つまずきやすい「変化の割合」や「変域」、そして入試で頻出となる「一次関数との交点」「図形の面積」などの総合応用まで、絶対に押さえておきたい50題を厳選しています。ぜひ挑戦してみてください!
問題と解答は以下からPDFで印刷できます。
【中学3年生向け】二次関数の応用① 放物線と三角形の面積3問
大問1
関数\(y=\frac{1}{2}x^2\)のグラフ上に2点A、Bがあり、直線ABとy軸との交点をCとする。また、原点をOとする。
Aのx座標が−2、Bのx座標が4であるとき、次の問いに答えなさい。
(1)点A、Bの座標をそれぞれ求め、直線ABの式を求めなさい。
(2)三角形OABの面積を求めなさい。
(3)x軸上に点Pをとり、直線APとy軸との交点をDとする。Pのx座標が6のとき、三角OPDの面積を求めなさい。

大問2
関数\(y=x^2\)のグラフ上に2点A、Bがあり、直線ABとy軸との交点をCとする。また、原点をOとする。
Aのx座標が−2、Bのx座標が3であるとき、次の問いに答えなさい。
(1)点A、Bの座標をそれぞれ求め、直線ABの式を求めなさい。
(2)三角形OABの面積を求めなさい。
(3)x軸上に点Pをとり、直線APとy軸との交点をDとする。Pのx座標が6のとき、三角形OPDの面積を求めなさい。

大問3
関数\(y=\frac{1}{2}x^2\)のグラフ上に2点A、Bがあり、直線ABとy軸との交点をCとする。また、原点をOとする。
Aのx座標が−4、Bのx座標が2であるとき、次の問いに答えなさい。
(1)点A、Bの座標をそれぞれ求め、直線ABの式を求めなさい。
(2)三角形OABの面積を求めなさい。
(3)x軸上に点Pをとり、直線APとy軸との交点をDとする。Pのx座標が12のとき、三角形OPDの面積を求めなさい。


【解答・解説】
大問1
(1) A (-2, 2)、B (4, 8)、直線AB: y = x + 4
【解説】Aの x 座標 -2 を \(y=\frac{1}{2}x^2\) に代入して y = 2、Bの x 座標 4 を代入して y = 8となる。
直線の式を y = ax + b とし、2点 (-2, 2)、(4, 8) を代入して連立方程式を解くと、傾きは1となり、切片は 4 となる。
(2) 12
【解説】直線ABと y 軸との交点Cの座標は (0, 4) となり、OC = 4となる。
△OABを y 軸で左右の2つの三角形に分ける。底辺をOCとすると、面積は 4 × 2 ÷ 2 + 4 × 4 ÷ 2 = 4 + 8 = 12
(3) \(\frac{9}{2}\)
【解説】P (6, 0) と A (-2, 2) を通る直線APの傾きは \(\frac{0 - 2}{6 - (-2)} = -\frac{1}{4}\)
式は \(y=-\frac{1}{4}x+\frac{3}{2}\) となる。y 軸との交点Dの座標は (0, \(\frac{3}{2}\))
△OPDは OD = \(\frac{3}{2}\) を底辺、点Pの x 座標 6 を高さとする三角形なので、面積は \(\frac{3}{2}\) × 6 ÷ 2 = \(\frac{9}{2}\)
大問2
(1) A (-2, 4)、B (3, 9)、直線AB: y = x + 6
【解説】Aの x 座標 -2 を y = x² に代入して y = 4。Bの x 座標 3 を代入して y = 9
2点 (-2, 4)、(3, 9) を通る直線を求めると、傾きは \(\frac{9 - 4}{3 - (-2)} = 1\)となり、y = x + b に (-2, 4) を代入して切片は 6
(2) 15
【解説】直線ABと y 軸との交点Cは (0, 6) となり、OC = 6
△OABを y 軸で左右に分け、OC を底辺とすると、面積は 6 × 2 ÷ 2 + 6 × 3 ÷ 2 = 6 + 9 = 15
(3) 9
【解説】P (6, 0) と A (-2, 4) を通る直線APの傾きは \(\frac{0 - 4}{6 - (-2)} = -\frac{1}{2}\)
式は \(y=-\frac{1}{2}x+3\) となる。y 軸との交点Dの座標は (0, 3)で、△OPDは OD = 3 を底辺、点Pの x 座標 6 を高さとする三角形なので、面積は 3 × 6 ÷ 2 = 9
大問3
(1) A (-4, 8)、B (2, 2)、直線AB: y = -x + 4
【解説】Aの x 座標 -4 を \(y=\frac{1}{2}x^2\) に代入して y = 8で、Bの x 座標 2 を代入して y = 2
2点 (-4, 8)、(2, 2) を通る直線を求めると、傾きは \(\frac{2 - 8}{2 - (-4)} = -1\)だから、y = -x + b に (2, 2) を代入して切片は 4
(2) 12
【解説】直線ABと y 軸との交点Cは (0, 4) となり、OC = 4
△OABを y 軸で左右に分け、OC を底辺とすると、面積は 4 × 4 ÷ 2 + 4 × 2 ÷ 2 = 8 + 4 = 12
(3) 36
【解説】P (12, 0) と A (-4, 8) を通る直線APの傾きは \(\frac{0 - 8}{12 - (-4)} = -\frac{1}{2}\)
式は \(y=-\frac{1}{2}x+6\) となる。y 軸との交点Dの座標は (0, 6)だから、△OPDは OD = 6 を底辺、点Pの x 座標 12 を高さとする三角形なので、面積は 6 × 12 ÷ 2 = 36
【中学3年生向け】二次関数の応用① 放物線と三角形の面積3問 まとめ
二次関数をマスターする最大のコツは、「面倒くさがらずに手を動かしてグラフを描く」ことです。間違えてしまった問題や、解説を読んで初めて理解できた問題は、必ずノートに簡単な座標軸と放物線を描き込み、視覚的に位置関係を整理しながらもう一度解き直してみてください。
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