桐原書店 高1Heartening Lesson9 Section4の本文の日本語訳と重要箇所の解説です。
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- Heartening Lesson9 Section4 本文と日本語訳
- Heartening Lesson9 Section4 重要事項の解説
- Trees share not only nutrients but also information through the underground network.
- When a fir tree is attacked by insects, it sends out chemical signals through the network.
- Nearby trees then pick up those signals and raise their defenses.
- For example, they produce a poison that protects themselves against those insects.
- The chemical signals which trees send out are just like an “insect alert.”
- This alert is sent from tree to tree and spreads through the forest.
- The reason is that cooperating makes life easier, just as in human society.
- Without other trees around, a single tree can’t protect itself against the strong wind and changing weather.
- On the other hand, a forest made up of thousands of trees is an ideal environment for each tree to thrive.
- Trees strengthen the defenses of their entire community by “communicating” with each other.
- Far from being loners, trees are in fact masters of networking.
- Heartening Lesson9 Section4 まとめ
Heartening Lesson9 Section4 本文と日本語訳
Trees share not only nutrients but also information through the underground network.
「木々は地下のネットワークを通じて、栄養分だけでなく情報も共有しています。」
When a fir tree is attacked by insects, it sends out chemical signals through the network.
「モミの木は昆虫に攻撃されると、そのネットワークを通じて化学信号を送信します。」
Nearby trees then pick up those signals and raise their defenses.
「すぐ近くの木々はその後それらの信号を受け取って、防御力を高めます。」
For example, they produce a poison that protects themselves against those insects.
「例えば、そういった昆虫から身を守る毒を生成します。」
The chemical signals which trees send out are just like an “insect alert.”
「木々が送信するその化学信号は『昆虫警報』のようなものです。」
This alert is sent from tree to tree and spreads through the forest.
「この警報は木から木へ送られて、森を通じて広がります。」
Why do trees share nutrients and information?
「なぜ木々は栄養分と情報を共有するのでしょうか?」
The reason is that cooperating makes life easier, just as in human society.
「その理由は、人間社会とまったく同じように、協力することによって生活がより楽になるからです。」
Without other trees around, a single tree can’t protect itself against the strong wind and changing weather.
「周りに他の木がないと、1本だけの木では強風や天気の変動から自身を守ることができません。」
On the other hand, a forest made up of thousands of trees is an ideal environment for each tree to thrive.
「一方で、数千もの木で構成される森は、それぞれの木にとって育つのに理想的な環境です。」
Trees strengthen the defenses of their entire community by “communicating” with each other.
「木々はお互いに『コミュニケーションをとること』によって、コミュニティ全体の防御力を高めています。」
Far from being loners, trees are in fact masters of networking.
「孤立した存在などではなく、実際木はネットワーク形成の達人なのです。」
Heartening Lesson9 Section4 重要事項の解説
Trees share not only nutrients but also information through the underground network.
“share”は「を共有する、分け与える」という動詞です。
“not only A but also B”は「AだけでなくBも」という重要表現ですね。
“nutrient”は「栄養分」、“information”は「情報」、“underground”は「地下」、“network”は「ネットワーク」といった名詞で、“through”は「~を通じて」という前置詞になります。
When a fir tree is attacked by insects, it sends out chemical signals through the network.
ここでは「接続詞when」が使われていますね。
“fir tree“は「モミの木」、“insect”は「昆虫」という名詞で、“attack”は「を攻撃する、襲う」という動詞です。ここでは「受動態」になっていますね。
“it”は“a fir tree”を指していて、“send out”は「を送信する」という意味です。
“chemical”は「化学の」という形容詞で、“signal”は「信号」という名詞ですね。
Nearby trees then pick up those signals and raise their defenses.
“nearby”は「すぐ近くの、近隣の」といった形容詞で、“then”は「それから,そのとき,それでは」といった意味の副詞です。文に応じて柔軟に訳してあげてください。
“pick up”は「を拾う、取り上げる、受け取る」といった意味、“those”は“that”の複数形で,「あれらは(の)」といった意味になりますが,「それらは(の)」と訳すことが多いです。
“raise”は「を挙げる、高める」といった動詞で、“defense”は「守備、防御」という名詞ですね。
“their”は“Nearby trees”を指していますよ。
For example, they produce a poison that protects themselves against those insects.
“for example”は「例えば」という表現ですね。
“they”は“Nearby trees”を指していて、“produce”は「を作り出す、生成する」といった動詞、“poison”は「毒」という名詞になります。
また、“that”は「主格の関係代名詞」で、“that protects themselves against those insects”が先行詞“a poison”を修飾しています。
“protect”は「を守る」という動詞で、“protect A against B”で「BからAを守る」となります。
“themselves”は「彼ら自身」という再帰代名詞で,主語と目的語が同じになるときは,目的語を再帰代名詞を使って表現します。
The chemical signals which trees send out are just like an “insect alert.”
“which”は「主格の関係代名詞」で、“which trees send out”が先行詞“The chemical signals”を修飾しています。
“just like~”は「まさに~のように、~と同様に」といった表現になります。
“alert”は「警報、警告」といった名詞ですね。
This alert is sent from tree to tree and spreads through the forest.
この文は「受動態」になっていますね。
“from A to B”で「AからBまで」という意味で、“spread”は「広がる、を広める」という動詞です。
“forest”は「森」という名詞ですね。
The reason is that cooperating makes life easier, just as in human society.
“reason”は「理由」という名詞ですね。
また、「接続詞that」はこの文のようにbe動詞の後に置いて、補語とすることもできます。
“cooperate”は「協力する。共同する」という動詞で、ここでは「動名詞」になっています。
“make 名詞 形容詞/名詞”で、「名詞を~(の状態)にする、させる」という重要表現です。“life”は「生活、命」といった名詞で、“easier”は“easy(簡単な、楽な)”の「比較級」ですね。
今回のように主語が「人」ではないときは,「~によって,~のせいで」といった意味で主語を訳して,”make”の後ろの目的語を主語のように訳すと綺麗な日本語になりやすいです。
“just as”は「~と同様に」といった意味で、“human”は「人間」、“society”は「社会」という名詞になります。
Without other trees around, a single tree can’t protect itself against the strong wind and changing weather.
“without”は「~なしで」という前置詞で、“other”は「他の」という形容詞、“around”は「周りに」という副詞になります。
“single”は「ただ1つの」といった形容詞、“itself”は「それ自身」という再帰代名詞で、“a single tree”のことを指していますね。
“strong”は「強い」という形容詞、“wind”は「風」、“weather”は「天気」という名詞で、“change”は「を変える、変わる」といった動詞です。
“changing”は「動名詞」になっています。
On the other hand, a forest made up of thousands of trees is an ideal environment for each tree to thrive.
“on the other hand”は「一方で」という重要表現になります。
“make up”は「を補う、作り上げる」という意味で、ここでは「過去分詞」として“made up of thousands of trees”が“a forest”を修飾しています。
“thousands of~”は「数千の~」という表現になります。
“ideal”は「理想的な」、“each”は「それぞれの」という形容詞で、“environment”は「環境」という名詞ですね。この“for”は「~にとって」という前置詞です。
“thrive”は「健康に育つ、繁栄する」という動詞で、ここでは“to”が付いて「不定詞の形容詞的用法」として“an ideal environment”を修飾しています。
Trees strengthen the defenses of their entire community by “communicating” with each other.
“strengthen”は「を高める、強化する、元気づける」といった動詞で、“entire”は「全体の」という形容詞、“community”は「コミュニティ、地域社会」といった名詞ですね。
“of”は前置詞で,”A of B”の形で「BのA」というように後ろから前に訳します。
この“by”は「~によって」という方法・手段を表す前置詞です。他にも色々な意味があるので、以下にまとめます。
1.受動態とセットで「~によって」
2.”by+乗り物”で「交通手段」
3.「~までに」という期限
4.「~のそばに」という場所を表す
“communicate”は「コミュニケーションをとる、意思疎通する」といった動詞で、“communicate with~”で「~とコミュニケーションをとる」となります。ここでは前置詞の後ろなので「動名詞」になっていますね。
“each other”は「お互い」という重要表現です。
Far from being loners, trees are in fact masters of networking.
“far from~”は「~からほど遠い、~とはまったく違い」といった表現になります。
“far from being 名詞”で「名詞(の状態)からほど遠い」となり、“loner”は「孤立した人、一匹狼」といった名詞です。
“in fact”は「実際には」という重要表現ですね。
“master”は「達人、名人」、“networking”は「ネットワーク形成」という名詞になります。
“of”は後ろから前に訳しましたね。
Heartening Lesson9 Section4 まとめ
以上がHeartening Lesson9 Section4の日本語訳となります。
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