高1ELEMENT Lesson7 Section4 本文和訳

Element Lesson7

三省堂 高1ELEMENT Lesson7 Section4の本文の日本語訳と重要箇所の解説です。

Lesson7-1, 7-2, 7-3の解説はこちらからご覧ください。

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ELEMENT Lesson7 Section4 本文と日本語訳

Most people who have experienced serendipity are glad to describe it.

「セレンディピティを経験したほとんどの人はそのことを喜んで説明します。」

Louis Pasteur, a great chemist, once said, “In the fields of observation, chance favors only the prepared mind.”

「偉大な化学者であるルイ・パスツールはかつて、『観察の世界では、幸運は用意された心のみに宿る。』と言いました。」

An American chemist and Nobel winner Paul Flory said,

「アメリカの化学者でノーベル賞受賞者のポール・フローリーは言いました。」

“Significant new products are not just accidents. What you must have is knowledge in depth and in breadth.”

『重要で新しい産物はただの偶然ではありません。持っていなければいけないことは、深みと幅のある知識です。』

So, can serendipity be caught?

「では、セレンディピティは手に入れられるのでしょうか?」

Following Pasteur’s and Flory’s opinions, there may be two pieces of advice that can help.

「パスツールとフローリーの意見を踏まえると、役立つであろう2つのアドバイスがあるでしょう。」

First of all, people can be prepared for accidents by being trained to make and record observations, including expected and unexpected results.

「まず、予想される結果と予想されない結果を含む観察を行ったり記録するよう訓練を受けることによって、偶然に準備することができます。」

People should be encouraged not to be fixed in their thinking and understanding.

「人々には、自身の考えと見解で自身を縛らないようにと促すべきです。」

They should not give up unexpected results as “wrong.”

「予想されない結果を『間違い』として諦めるべきではありません。」

Another way to prepare to use serendipity may be simpler but no less important: keep thinking about your problem.

「セレンディピティを用いる準備をする別の方法は、もっと単純かもしれませんがやはり重要なことで、問題を考え続けることです。」

The ideas of great discovery are always floating around you, so make space for new ideas.

「偉大な発見に関わるアイディアは、いつもあなたの周りに浮かんでいるので、新しいアイディアのための場所を作りましょう。」

That does not mean to just keep thinking at your desk, but to keep thinking while you have a walk, take a bath, or when you are just about to sleep.

「それは机でただ考え続けるということではなく、散歩中や入浴中、またはちょうど寝ようとするときに考え続けるということです。」

Great discovery may only be a step away, and it may only be found by those who always keep thinking.

「偉大な発見はあとほんの1歩のところにあるかもしれませんし、それは常に考え続けている人にだけ見つけられるのかもしれません。」

ELEMENT Lesson7 Section4 重要事項の解説

Most people who have experienced serendipity are glad to describe it.

“most”「ほとんどの」という形容詞で、“who”「主格の関係代名詞」ですね。

“who have experienced serendipity”が先行詞“Most people”を修飾しています。

experience「を経験する、体験する」という動詞で、ここでは「現在完了形」になっていますね。

“glad”は「嬉しい」という形容詞、“describe”「を説明する、述べる」という動詞で、”to describe it“は「不定詞の副詞的用法」として“glad”の原因を表しています。

ここでの訳は「喜んで説明する」としました。

“it”“serendipity”を指しています。

Louis Pasteur, a great chemist, once said, “In the fields of observation, chance favors only the prepared mind.”

“Louis Pasteur”“a great chemist”「同格語」になります。“名詞,名詞”の並びは「同格語」の可能性が高いですよ!

“chemist”「化学者」という名詞で、“once”「かつて」という副詞です。

“field”「分野、領域、野原」“observation”「観察」という名詞で、“of”は”A of B”の形で「BのA」というように後ろから前に訳す前置詞です。

まとめて「観察の世界」としました。

“chance”「幸運、機会、チャンス」“mind”「心、精神」という名詞、“favor”「を好む、ひいきにする」という動詞、“only”「~だけ、しか」という副詞、“prepared”「準備された」という形容詞になります。

An American chemist and Nobel winner Paul Flory said,

“Nobel winner”「ノーベル賞受賞者」という意味ですね。

“Significant new products are not just accidents. What you must have is knowledge in depth and in breadth.”

“significant”「重要な、意味のある」という形容詞で、“product”「製品、産物」“accident”「事故、偶然」という名詞、“just”「ただ~だけ」といった副詞になります。

“what”「関係代名詞」で,“what”1語で“the thing(s) that~(~ということ・もの)”という意味を持ちます。今回は「目的格の関係代名詞」ですね。

“must”「~しなければならない」という助動詞、“knowledge”「知識」という名詞で、“in depth”「深みがある、徹底した」“in breadth”「幅がある」といった表現にです。

So, can serendipity be caught?

“so”「では、だから」といった副詞ですね。

“caught”“catch(を手に入れる、捕まえる)”の過去分詞形で、ここでは「受動態」になっています。

Following Pasteur’s and Flory’s opinions, there may be two pieces of advice that can help.

“following”「~を受けて、~に続いて」といった前置詞、“opinion”「意見」という名詞です。

また、名詞に‘sを付けると「~の」という所有を表します。

直前の名詞が複数形のときは” teachers “のようにアポストロフィーだけを最後に付けます。

後ろの文は「there構文」になっています。

“may”「~かもしれない」という助動詞、“piece of~”「~個、~のかけら」という数を表す表現で、“advice(アドバイス、助言)”は不可算名詞なので、“two pieces of”を使って2つのアドバイスということを示しています。

“that”「主格の関係代名詞」で、“that can help”が先行詞“two pieces of advice”を修飾しています。

First of all, people can be prepared for accidents by being trained to make and record observations, including expected and unexpected results.

“first of all”「まず、第一に」という表現です。

“prepare for~”「~への準備をする」という表現で、ここでは「受動態」になっていますね。

“by”「~によって」という方法を示す前置詞で、前置詞の後ろなので“being”という「動名詞」になっています。

“train”「訓練する」という動詞で、“being trained”「訓練されること」という「動名詞」「受動態」が合体した形になります。

“record”「を記録する」という動詞で、“make and record”“observations”にかかっていますね。

“including”「~を含む」という前置詞で、“expected”「予想される、期待される」“unexpected”「予想されない、期待できない」といった形容詞、“result”「結果」という名詞です。

People should be encouraged not to be fixed in their thinking and understanding.

“should”「~すべきだ、~はずだ」という助動詞で、“encourage”「を促す、励ます、勇気づける」といった動詞です。ここでは「受動態」になっていますね。

“not to be fixed”「不定詞の名詞的用法」ですが、“not”が付いているので否定の意味で、さらに“be fixed”になっているので「受動態」でもあります。

“fix”「を固定する、修理する」といった動詞で、今回は「縛る」と訳しました。

“thinking”「考え」“understanding”「意見、見解、理解」といった名詞になります。

They should not give up unexpected results as “wrong.”

“They”“People”を指していますね。

“give up”「をあきらめる」という意味で、“as”「~として」という前置詞、“wrong”「間違った、おかしい」という形容詞になります。

“wrong”はここでは名詞的に使われていますね。

Another way to prepare to use serendipity may be simpler but no less important: keep thinking about your problem.

“another”「他の、もう1つの」という形容詞、“way”「方法、道」という名詞で、“to prepare”「不定詞の形容詞的用法」になっています。

“prepare to 動詞の原形”「~する準備をする」という表現ですね。

“simple”「単純な、シンプルな」という形容詞で、ここでは「比較級」になっています。

“no less”「やはり、それでもなお」といった表現です。

「:」「コロン」と言い,簡単に言うと「つまり」という具合に直前の文章を補足します。コロンを使うときは,コロンの前は必ず文にしないといけない点に注意してください。

“keep -ing”「~し続ける」という重要表現で、“problem”「問題」という名詞ですね。

The ideas of great discovery are always floating around you, so make space for new ideas.

“discovery”「発見」という名詞で、“of”は後ろから前に訳しましたね。

また、この文は「現在進行形」になっていますね。

“float”「浮かぶ」という動詞で、“around”「~の周りに」という前置詞です。

“make space~”「命令文」になっていて、“space”「場所、余白、空間」といった名詞ですね。

That does not mean to just keep thinking at your desk, but to keep thinking while you have a walk, take a bath, or when you are just about to sleep.

“That”は直前の文全体を指していますね。

“mean”「を意味する」という動詞で、“to just keep”「不定詞の名詞詞的用法」になっています。

また、この文は“not A but B”の形にもなっていて、「AではなくB」と訳します。

“while”「~する間」という接続詞で、“have a walk”「散歩する」という表現、“be just about to 動詞の原形”「ちょうど~しようとする」という表現になります。

Great discovery may only be a step away, and it may only be found by those who always keep thinking.

“be a step away”「あと一歩のところだ」という表現で、副詞の“only”が付いているので「ほんの、たった」といった意味を足してあげましょう。

“it”“Great discovery”を指していますね。

“found”“find(を見つける)の過去分詞形で、ここでは「受動態」になっています。

後半の“only”「~だけ」といった意味で訳してあげましょう。

“those who~「~する人」という重要表現です。

ELEMENT Lesson7 Section4 まとめ

以上がELEMENT Lesson7 Section4の日本語訳となります。

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コメント

  1. m より:

    コメント失礼いたします。
    いつも勉強させていただいております。ありがとうございます!
    高1エレメントLesson7section3とsection4の重要事項の解説が同じ内容だと思うのですが、いかがでしょうか?

  2. m より:

    早急に対応していただき、ありがとうございます!これからも勉強させていただきます!よろしくお願いいたします。