三省堂 高1ELEMENT Lesson7 Section1の本文の日本語訳と重要箇所の解説です。
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- ELEMENT Lesson7 Section1 本文と日本語訳
- ELEMENT Lesson7 Section1 重要事項の解説
- Serendipity
- Many of the common things in our modern world have something in common.
- These diverse things were discovered by accident; they have come to us as a result of “serendipity.”
- The word serendipity was first used by Horace Walpole in a letter to his friend in 1754.
- He explained an unexpected discovery he had made.
- He then talked about an old Persian tale called The Three Princes of Serendip.
- Serendip is an old name for Ceylon, which is now known as Sri Lanka.
- He said in the letter that these princes “were always making discoveries of things which they were not in quest of by accident.”
- Walpole used the word serendipity to describe people’s ability to make unexpected discoveries by accident.
- The following are two examples of the greatest innovations coming from serendipity.
- ELEMENT Lesson7 Section1 まとめ
ELEMENT Lesson7 Section1 本文と日本語訳
Serendipity
「セレンディピティ」
Many of the common things in our modern world have something in common.
「現代世界でよく目にするものの多くには共通する何かがあります。」
These diverse things were discovered by accident; they have come to us as a result of “serendipity.”
「これらの多様なものは偶然発見されました。つまり『セレンディピティ』の結果として私たちの元にやって来ています。」
The word serendipity was first used by Horace Walpole in a letter to his friend in 1754.
「セレンディピティという言葉は、1754年に友達に向けた手紙の中でホレス・ウォルポールが初めて使いました。」
He explained an unexpected discovery he had made.
「彼は、彼がした予期せぬ発見を説明しました。」
He then talked about an old Persian tale called The Three Princes of Serendip.
「彼はそのとき、『セレンディップの三人の王子たち』という古代ペルシアの物語について話していました。」
Serendip is an old name for Ceylon, which is now known as Sri Lanka.
「セレンディップはセイロンの昔の名前で、それは今ではスリランカとして知られています。」
He said in the letter that these princes “were always making discoveries of things which they were not in quest of by accident.”
「彼は手紙の中で、この王子たちは『いつも求めていないものの発見を偶然していた』と書いていました。」
Walpole used the word serendipity to describe people’s ability to make unexpected discoveries by accident.
「ウォルポールはセレンディピティという言葉を、偶然予期せぬ発見をする人々の能力を言い表すために使いました。」
The following are two examples of the greatest innovations coming from serendipity.
「以下は、セレンディピティから生まれた偉大な革新の2つの例です。」
ELEMENT Lesson7 Section1 重要事項の解説
Serendipity
“serendipity”は「セレンディピティ」といって、予期せぬ発見から生まれた発明品を指す言葉になります。
Many of the common things in our modern world have something in common.
“many of~”は「~の多く」という意味で、“common”は「よく目にする、一般的な、ありふれた」という形容詞、“thing”は「もの、こと」という名詞です。
“modern”は「現代の、前衛的な」という形容詞で、“something”は「何か」という代名詞ですね。
“in common”は「共通して」という重要表現になります。
These diverse things were discovered by accident; they have come to us as a result of “serendipity.”
“these”は“this”の複数形で,「これらは(の)」といった意味になります。
“diverse”は「多様な」という形容詞、“discover”は「を発見する」という動詞で、ここでは「受動態」になっていますね。
“by accident”は「偶然」という重要表現です。
「;」は「セミコロン」といって,2つの文章を繋ぐ「接続詞」のような働きをします。
“they”は“These diverse things”を指していて、“have come”は「現在完了」になっていますね。
“as a result of~”は「~の結果として」という重要表現です。
The word serendipity was first used by Horace Walpole in a letter to his friend in 1754.
“first”は「初めて、最初に」という副詞で、ここでは「受動態」になっていますね。
He explained an unexpected discovery he had made.
“explain”は「を説明する」という動詞で、“unexpected”は「予期せぬ、思いがけない」といった形容詞、“discovery”は「発見」という名詞ですね。
また、“discovery”の後ろには「目的格の関係代名詞which/that」が省略されていて、“he had made”が先行詞“an unexpected discovery”を修飾しています。
“make a discovery”で「発見をする」という表現で、“had made”は「過去完了」の「大過去」の用法になっています。
「予期せぬ発見」→「そのことを説明」という時系列になっていることを示しています。
He then talked about an old Persian tale called The Three Princes of Serendip.
“then”は「それから,そのとき,それでは」といった意味の副詞です。文に応じて柔軟に訳してあげてください。
“Persian”は「ペルシアの」という形容詞で、“old Persian”で「古代ペルシアの」となり、“tale”は「物語、おとぎ話」という名詞です。
“called”は「過去分詞」で、“called The Three Princes of Serendip“が“an old Persian tale”を修飾していますね。
“Prince”は「王子」という名詞、“of”は前置詞で,”A of B”の形で「BのA」というように後ろから前に訳します。
Serendip is an old name for Ceylon, which is now known as Sri Lanka.
“name for~”は「~の名前」という意味で、“Ceylon”は「セイロン」です。
“which”は「主格の関係代名詞」ですが、カンマが付いているので「非制限用法」で、“which is now known as Sri Lanka”が先行詞“Ceylon”を修飾しています。
「非制限用法」は名詞の補足説明をしたいときに使います。訳すときはふつう前から順に訳していきますよ。
“as”は「~として」という前置詞で、“Sri Lanka”は「スリランカ」です。
He said in the letter that these princes “were always making discoveries of things which they were not in quest of by accident.”
この“that”は接続詞ですね。“that”以下の文は「過去進行形」になっています。
また、“which”は「目的格の関係代名詞」で、“which they were not in quest of”が先行詞“things”を修飾しています。
“they”は“these princes”を指していて、“make discoveries”は「発見をする」でしたね。
“of”は後ろから前に訳し、“in quest of~”は「~を求めて」という表現になります。
Walpole used the word serendipity to describe people’s ability to make unexpected discoveries by accident.
“describe”は「を述べる、言い表す、説明する」という動詞で、ここでは「不定詞の副詞的用法」になっていますね。
また、名詞に‘sを付けると「~の」という所有を表します。
直前の名詞が複数形のときは” teachers‘ “のようにアポストロフィーだけを最後に付けます。
“ability”は「能力」という名詞で、“to make”は「不定詞の形容詞的用法」として”people’s ability”を修飾しています。
The following are two examples of the greatest innovations coming from serendipity.
“the following”は「以下、下記」という意味で、複数扱いになります。
“example”は「例」という名詞で、“of”は後ろから前に訳しましたね。
“great”は「偉大な、素晴らしい」という形容詞で、ここでは「最上級」になっています。
“innovation”は「革新、イノベーション」という名詞、“come from~”は「~から生まれる、~出身だ」という表現で、ここでは「現在分詞」として“the greatest innovations”を修飾していますね。
ELEMENT Lesson7 Section1 まとめ
以上がELEMENT Lesson7 Section1の日本語訳となります。
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