【中学1年生向け】竹取物語「今は昔~」 練習問題

古文

今回は、中学生が必ずと言っていいほど学習する「竹取物語」を、出題される重要ポイントに絞って問題作成しました。

テスト前の総仕上げプリントとして、全問正解できるまで繰り返しチャレンジして、確実に高得点を狙いましょう!

また、冒頭部分は暗記させる先生も多いと思うので、何度も音読してしっかりと覚えておきましょう!

問題と解答は以下からPDFで印刷できます。

【中学1年生向け】竹取物語「今は昔~」 練習問題

以下の【本文】を読んで、次の問いに応えなさい。

【本文】

今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、さぬきの造となむいひける。

その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。あやしがりて、寄りて見るに、筒の中光りたり。

それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。

大問1:文学史と基本知識

(1) この作品が成立した時代を次から選びなさい。 ア. 奈良時代 イ. 平安時代 ウ. 鎌倉時代 エ. 室町時代

(2) この作品は「日本最古の( )」と言われています。( )に入る言葉を漢字二文字で答えなさい。

大問2:歴史的仮名遣い

次の語句を、現代仮名遣いに直して、すべてひらがなで答えなさい。

(3) 翁といふ者

(4) よろづのことに使ひけり

(5) うつくしうてゐたり

大問3:重要語句の意味

次の太字の古語の現代語訳として、最も適切なものをア〜エから選びなさい。

(6) 竹取の翁
ア. おじいさん イ. おばあさん ウ. 若者 エ. 貴族

(7) よろづのことに使ひけり
ア. いくつかの イ. いろいろな ウ. 特別な エ. つまらない

(8) あやしがりて、寄りて見るに
ア. 恐ろしく思って イ. 素晴らしいと思って ウ. 不思議に思って エ. 怪しいと疑って

(9) いとうつくしうてゐたり
ア. とてもきれいで イ. とてもかわいらしくて ウ. とても立派で エ. とても悲しそうで

大問4:内容の読み取り

(10) 竹取の翁の名前は何ですか。本文中から抜き出しなさい。

(11) 「野山にまじりて」とは、どのような様子を表していますか。次から選びなさい。
ア. 野や山に迷い込んでしまう様子
イ. 野や山に分け入っていく様子
ウ. 野や山で他の人たちと交流する様子

(12) 翁が竹に「寄りて見る」ことになったのはなぜですか。その理由が書かれている部分を、本文中から十五文字で抜き出しなさい。

(13) 「三寸ばかりなる人」とは、およそどのくらいの大きさですか。次から選び記号で答えなさい。
ア. 約3センチ イ. 約9センチ ウ. 約30センチ エ. 約90センチ

(14) 竹の中にはどのような人がいましたか。「〜人。」とつながるように、現代の言葉で簡潔に説明しなさい。

【解答・解説編】

大問1

(1) イ 【解説】紫式部の『源氏物語』や清少納言の『枕草子』などと同じ「平安時代」に成立しました。

(2) 物語 【解説】『竹取物語』は「物語の出で来はじめの祖(物語の始まり)」とされており、日本最古の物語になります。

大問2

(3) おきなというもの
【解説】「いふ」は、歴史的仮名遣いの「いふ」を現代仮名遣いに直すと「いう」になります。「翁」は「おきな」と読み、「おじいさん」という意味です。

(4) よろずのことにつかいけり
【解説】「づ」は「ず」に直し、「使ひ」の「ひ」は、現代仮名遣いでは「い」と書くので、「つかい」となります。

(5) いとうつくしゅうていたり
【解説】「うつくしう」は「うつくしゅう」、「ゐたり」は「いたり」となります。歴史的仮名遣いの「ゐ」は、現代仮名遣いでは「い」と書きます。ここは暗記してしまいましょう。

大問3

(6) ア
【解説】「翁(おきな)」はおじいさんのことです。(反対におばあさんは「嫗(おうな)」といいます)

(7) イ
【解説】「よろづ(万)」は「いろいろな、すべての」を意味します。万屋(よろずや)などの言葉にも残っていますね。

(8) ウ
【解説】古語の「あやし」には「不思議だ」という意味があります。現代の「怪しい(疑わしい)」という意味に引っ張られないよう注意しましょう。超頻出問題です!

(9) イ
【解説】『枕草子』でも出題される古語の「うつくし」は「かわいらしい、いとしい」という意味です。現代語の「美しい(きれいだ)」とは意味が異なるため、確実におさえておきましょう。

大問4

(10) さぬきの造(さぬきのみやつこ)
【解説】本文の「名をば、さぬきの造となむいひける」から抜き出します。

(11) イ
【解説】「まじりて」は、深く分け入っていく様子を表しています。

(12) もと光る竹なむ一筋ありける。
【解説】「根元が光っている竹が一本あったから」不思議に思って近づきました。「あやしがりて」の直前を探せば正解が見つかります。

(13) イ
【解説】「一寸」は約3センチメートルです。三寸なので、3センチ×3=約9センチの手のひらサイズになります。

(14) (解答例)およそ九センチほどの、とてもかわいらしい(人。)
【解説】「三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり」の部分を現代語訳します。「九センチ(三寸)ほど」「かわいらしい」という要素が入っていれば正解です。

【中学1年生向け】竹取物語「今は昔~」 練習問題 まとめ

お疲れ様でした!

このお話で絶対に覚えておきたいのは、

  • 日本最古の物語であること
  • 「あやしがりて」=不思議に思って
  • 「うつくし」=かわいらしい という3つの超・頻出ポイントです。

特に古語の意味は、現代の言葉の意味(怪しい・美しい)と間違えやすいように作られているため、出題者からすると「ちゃんと勉強しているか」を確かめるのに絶好のポイントになります。

暗唱できるようになるまで何度も音読してみてください。歴史的仮名遣いや古語のリズムに慣れることが、古典攻略の一番の近道ですよ! テスト本番での高得点を応援しています!

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