【中学1年生向け】品詞の分類 練習問題 50本ノック

文法

中学生の国語文法で、最も重要な基礎となるのが「品詞の分類」です。 動詞や形容詞、連体詞、副詞などの見分け方が曖昧なままだと、後から習う「活用形」や「助動詞の識別」で確実につまずいてしまいます。

「自立語か付属語か」「活用するかしないか」という品詞分類のルールを頭に入れ、実際に問題を解きながら感覚を掴むことでスッキリ解決します!

今回は、公立高校入試や定期テストでよく狙われるパターンを網羅した品詞分類テストをたっぷり50問作成しました。

  • 第1問〜第10問:品詞の性質から選ぶ問題
  • 第11問〜第25問:傍線部の品詞を答える問題
  • 第26問〜第40問:一つだけ品詞が違うものを選ぶ問題
  • 第41問〜第50問:文章の中の品詞を答える問題

段階的にレベルアップしていく構成になっています。全問正解を目指してチャレンジしてみましょう!

品詞の分類 練習問題 50本ノック

第1部:次の説明に当てはまる品詞を、ア〜コからそれぞれ選びなさい。

【選択肢】 ア:名詞 イ:動詞 ウ:形容詞 エ:形容動詞 オ:副詞 カ:連体詞 キ:接続詞 ク:感動詞 ケ:助動詞 コ:助詞

(1) 自立語で活用があり、言い切りの形が「ウ段」の音になる。

(2) 自立語で活用があり、言い切りの形が「い」になる。

(3) 自立語で活用があり、言い切りの形が「だ・です」になる。

(4) 自立語で活用がなく、主語になることができる。

(5) 自立語で活用がなく、主に用言を修飾する。

(6) 自立語で活用がなく、名詞だけを修飾する。

(7) 自立語で活用がなく、文と文、語と語をつなぐ働きをする。

(8) 自立語で活用がなく、応答や呼びかけなど、他の文節と関係を持たず独立語になる。

(9) 付属語で活用がある。

(10) 付属語で活用がない。

第2部:次の文で、太字で書かれている単語の品詞を答えなさい。

(11) 秋の空が青い

(12) 教室の中をゆっくり歩く。

(13) 机の上に大きなかばんがある。

(14) 雨が降るから、傘を持っていこう。

(15) 私は中学三年生

(16) ああっ、急に雨が降ってきた。

(17) 一生懸命走った。しかし、電車には間に合わなかった。

(18) ここはとても静かな町だ。

(19) 春になって美しい花が咲く

(20) の近くに住みたい。

(21) 明日はもっと頑張ろう。

(22) ある日、不思議な事件が起きた。

(23) 昨日、本屋へ行っ

(24) 先生生徒が話し合う。

(25) 山頂からの景色がきれいだ

第3部:次のア〜エのうち、太字になっている単語の品詞が他と一つだけ違うものを選びなさい。

(26) ア:背が高い イ:空を飛ぶ ウ:ご飯を食べる エ:音楽を聴く

(27) ア:赤い車 イ:きれいな川 ウ:美しい花 エ:すごい記録

(28) ア:大きな木 イ:小さな声 ウ:穏やかな海 エ:おかしな

(29) ア:とても面白い イ:少し休む ウ:かなり難しい エ:早く起きる

(30) ア:もし イ:だから ウ:または エ:そして

(31) ア: イ:走る ウ:鉛筆 エ:静岡

(32) ア:見られる イ:泣かない ウ:降るから エ:走らせる

(33) ア:ぼく イ:空 ウ:学校 エ:食べ

(34) ア:しかし イ:いいえ ウ:さあ エ:はい

(35) ア:静かだ イ:本だ ウ:元気だ エ:穏やかだ

(36) ア:この イ:その ウ:どれ エ:あの

(37) ア:あらゆる イ:いわゆる ウ:わが エ:おそるおそる

(38) ア:する イ:られる ウ:せる エ:れる

(39) ア:決して イ:だから ウ:たぶん エ:まるで

(40) ア:君 イ:歩い ウ:行きます エ:教室

第4部:次の文章A・Bで、太字の番号が振られた単語の品詞をそれぞれ答えなさい。

【文章A】

(41)あしたは (42)たぶん (43)晴れる (44)だろう (45)から、遠足に行ける。

【文章B】

(46)静かな森の中に、(47)小さな小屋が (48)ある。(49)そして、老人が (50)あたたかいスープを飲んでいる。

【解答・解説編】

第1部:品詞の性質・働き

(1) イ:動詞 (例:書く、走る)

(2) ウ:形容詞 (例:美しい、高い)

(3) エ:形容動詞 (例:静かだ、きれいだ)

(4) ア:名詞(体言) (例:本、私、静岡)

(5) オ:副詞 (例:とても、ゆっくり)

(6) カ:連体詞 (例:この、大きな、ある)

(7) キ:接続詞 (例:だから、しかし)

(8) ク:感動詞 (例:ああ、はい)

(9) ケ:助動詞 (例:れる、られる、ない、た)

(10) コ:助詞 (例:て、に、を、は、から)

第2部:傍線部の品詞

(11) 形容詞(言い切りが「い」)

(12) 副詞(あとに続く動詞「歩く」を修飾している)

(13) 連体詞(「大きな」は活用せず、必ず名詞の上にしかつかない)

(14) 助詞(付属語で活用しない)

(15) 助動詞(名詞「中学生」についている断定の助動詞)

(16) 感動詞(独立語) (17) 接続詞(文と文をつないでいる)

(18) 形容動詞(言い切りが「静かだ」。名詞を修飾する連体形になっている)

(19) 動詞(言い切りがウ段)

(20) 名詞(主語になれる体言)

(21) 副詞(あとに続く用言「頑張ろう」を修飾している)

(22) 連体詞(名詞「日」を修飾する専用の言葉)

(23) 助動詞(過去を表す助動詞)

(24) 助詞(並立を表す助詞)

(25) 形容動詞(言い切りが「だ」。「きれい」は名詞ではないので注意)

第3部:仲間外れ問題

(26) (アは形容詞。イ・ウ・エは動詞)

(27) (イは形容動詞の連体形「きれいな」。ア・ウ・エは形容詞の連体形。「きれい」は「きれいだ」という形容動詞です)

(28) (ウは形容動詞の連体形「穏やかな」。ア・イ・エは連体詞。※「大きな/小さな/おかしな」は活用しない連体詞の代表格です)

(29) (エは形容詞「早い」が変化(連用形)したもの。ア・イ・ウは最初から活用しない副詞)

(30) (アは副詞。イ・ウ・エは接続詞)

(31) (イは動詞。ア・ウ・エは名詞)

(32) (ウは助詞。ア・イ・エは助動詞)

(33) (エは助動詞。ア・イ・ウは助詞)

(34) (アは接続詞。イ・ウ・エは感動詞)

(35) (イは 名詞+助動詞「だ」。ア・ウ・エは一つの単語で形容動詞。「とても本だ」と言えないものは名詞+だ です)

(36) (ウは名詞(代名詞)。ア・イ・エは連体詞)

(37) (エは副詞。ア・イ・ウは連体詞)

(38) (アは動詞。イ・ウ・エは助動詞)

(39) (イは接続詞。ア・ウ・エは副詞)

(40) (ウは丁寧の助動詞。ア・イ・エは助詞)

第4部:文章中の品詞分解

(41) 名詞(主語になれる体言)

(42) 副詞(下にある「だろう」と呼応している)

(43) 動詞(言い切りが「晴れる(ウ段)」)

(44) 助動詞(推量の助動詞)

(45) 助詞(理由を表す接続助詞)

(46) 形容動詞(言い切りは「静かだ」。名詞「森」を修飾する連体形)

(47) 連体詞(「大きな・小さな・おかしな」は連体詞の三大頻出語)

(48) 動詞(言い切りが「ある(ウ段)」)

(49) 接続詞(文と文をつなぐ)

(50) 形容詞(言い切りが「い」)

品詞の分類 練習問題 50本ノック まとめ

品詞分類テスト50問、お疲れ様でした!

「大きな(連体詞)」と「静かな(形容動詞)」の違いや、「きれいだ(形容動詞)」と「本だ(名詞+助動詞)」の区別など、入試やテストで出題者が引っ掛けようとするポイントはいつも決まっています。

品詞を正しく分類するためには、フィーリングに頼らず、

  1. まずは自立語か付属語かを見る(単独で意味がわかるか?)
  2. 活用するかしないかを見る(形が変わるか?)
  3. 何語を修飾しているかを見る(名詞にかかっているか、動詞にかかっているか?)

という「文法の基本ルール」に当てはめて考えることが何よりも大切です。

今回間違えてしまった問題は、解答解説と第1部の「品詞の性質」を見比べながら、必ず復習しておきましょう。品詞を見分ける力がつけば、国語の読解力もグッと引き上がりますよ!

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