【中2理科】夏休みに絶対おさえたい!中1化学分野・総復習ドリル30問(標準~発展レベル)

中学理科

中学1年生の理科「化学分野」の基礎が固まったら、次はいよいよ応用力の養成です。

定期テストで80点以上、あるいは満点を狙うためには、単なる用語の暗記だけでなく、「密度のグラフの読み取り」「濃度の複雑な計算」「溶解度の差を利用した計算」「実験操作の理由を説明する記述問題」などを攻略する必要があります。

この記事では、テストで差がつく「標準〜発展レベル」の問題を30問厳選しました。 手応えのある問題ばかりですが、これが解ければ化学分野はバッチリです。ノートに計算式なども書き込みながら挑戦してみましょう!

【中2理科】中1化学分野・総復習ドリル30問(標準~発展レベル)

第1章:身のまわりの物質(発展)

(1) プラスチックの中で、燃やすと有毒な気体が発生することがあり、銅線につけて燃やすと炎の先が青緑色になる物質は何ですか。

(2) 質量63.2gの金属片があります。水が50.0cm³入ったメスシリンダーにこの金属片を完全に沈めたところ、水面が58.0cm³の目盛りを示しました。この金属の密度は何g/cm³ですか。

(3) 物質の体積と質量の関係をグラフに表すと原点を通る直線になります。この直線の傾きが大きいほど、物質の何が大きいといえますか。

(4) ガスバーナーに点火したところ、炎が赤色で不安定でした。青色の安定した炎にするためには、ガス調節ねじと空気調節ねじのどちらを、どのように操作すればよいですか。

(5) 食塩と砂糖をそれぞれアルミニウムはくの上にのせて加熱しました。砂糖は黒くこげましたが、食塩はパチパチと音を立ててはねるだけでした。この結果から、食塩は有機物・無機物のどちらに分類されますか。

(6) アルミニウムが1円硬貨やアルミホイルに利用されているのは、金属の持つ何という性質を活かしたものですか。「〜性」という言葉を使って2つ答えなさい。

第2章:いろいろな気体(発展)

(7) 二酸化マンガンにうすい過酸化水素水を加えて酸素を発生させました。気体の発生が止まった後、さらにうすい過酸化水素水を加えると、酸素は再び発生しますか、発生しませんか。

(8) アンモニアは水に非常に溶けやすいため、水上置換法ではなく上方置換法で集めます。水上置換法で集めることができない理由を「空気」という言葉を使わずに簡潔に説明しなさい。

(9) アンモニアを入れた丸底フラスコに水を入れたスポイトをつなぎ、フェノールフタレイン溶液を加えた水を入れたビーカーにガラス管を差し込むと、赤い噴水が上がります。フラスコ内の水が吸い上げられる理由を簡潔に説明しなさい。

(10) 水素を発生させて試験管に集める際、試験管内の純度を高めるために最初に行う操作(気体を捨てる)は何ですか。

(11) 空気は窒素約78%、酸素約21%などからなる混合気体です。空気を1としたときの密度が1.53と重く、水に少し溶ける性質を持つ気体を集めるのに最も適した方法は何ですか。

(12) 塩素は黄緑色で特有の刺激臭があります。プールの消毒液や漂白剤に利用されていますが、塩素が持つ主な作用を2つ答えなさい。

(13) 卵の殻やチョークの粉にうすい塩酸を加えたときに発生する気体と、ドライアイスが状態変化したときの気体は同じものです。この気体を答えなさい。

第3章:水溶液の性質(発展)

(14) 質量パーセント濃度が15%の食塩水を200gつくるためには、食塩と水はそれぞれ何g必要ですか。

(15) 質量パーセント濃度が8%の砂糖水150gに、水を50g加えました。できた砂糖水の質量パーセント濃度は何%ですか。

(16) 質量パーセント濃度が20%の食塩水100gと、5%の食塩水200gを混ぜ合わせました。できた食塩水の質量パーセント濃度は何%ですか。

(17) 60℃の水100gに硝酸カリウムを限界まで溶かして飽和水溶液をつくりました。この水溶液を20℃まで冷やすと、何gの結晶が出てきますか。(※硝酸カリウムの溶解度は60℃で109g、20℃で32gとする)

(18) (17)のように、水溶液の温度を下げて結晶を取り出す方法(再結晶)は、食塩の結晶を取り出す方法としては不向きです。その理由を「溶解度」という言葉を使って説明しなさい。

(19) 水溶液の中で、溶質の粒子は時間が経つとどのようになりますか。「底に沈む」「全体に均一に広がる」「水面に浮く」の中から選びなさい。

(20) ろ過を行う際、ろうとのあし(先の細い部分)の先端は、ビーカーの何にどのように当てる必要がありますか。

(21) ビーカーに入った少量の水溶液が「食塩水」か「ただの水」かを見分けるためには、どのような操作をすればよいですか。最も確実で簡単な方法を一つ答えなさい。

第4章:状態変化と蒸留(発展)

(22) 氷(固体)がとけて水(液体)になるとき、質量と体積はそれぞれどうなりますか。

(23) 一般的な物質(ロウなど)は液体から固体になると体積が小さくなりますが、水の場合は例外的に体積が大きくなります。このため、水に氷を入れると氷はどうなりますか。

(24) 物質Aの融点は-39℃、沸点は357℃です。この物質Aは、室温(20℃)では固体・液体・気体のどの状態で存在していますか。

(25) 水とエタノールの混合物を加熱し、出てきた気体を冷やして液体にして集める実験を行いました。加熱し始めて最初に集まった液体には、水とエタノールのどちらが多く含まれていますか。

(26) (25)の実験で、フラスコの中に「沸騰石」を入れるのはなぜですか。

(27) (25)の実験のように、沸点の違いを利用して混合物から液体を分離する操作を何といいますか。

(28) 純粋な物質(純物質)を加熱して状態変化させている間、加熱を続けているのに温度が一定に保たれるのはなぜですか。理由を簡潔に説明しなさい。

(29) ドライアイス(固体の二酸化炭素)のように、液体を経ずに固体から直接気体になる(または気体から直接固体になる)変化を何といいますか。

(30) 水を熱して沸騰させたときに出る大きな泡の正体は何ですか。

【解答と解説】

第1章:身のまわりの物質(発展)

(1) 【解答】ポリ塩化ビニル 【解説】銅線につけて燃やすと、塩素を含むため炎が青緑色になります。

(2) 【解答】7.9g/cm³ 【解説】金属の体積は58.0 – 50.0 = 8.0cm³。密度は質量 ÷ 体積 = 63.2 ÷ 8.0 = 7.9g/cm³。

(3) 【解答】密度 【解説】グラフの傾きは(質量 ÷ 体積)を表すため、密度となります。

(4) 【解答】空気調節ねじを開く(空気の量を増やす)。 【解説】赤色の炎は酸素不足(不完全燃焼)の状態です。空気の供給を増やします。

(5) 【解答】無機物 【解説】食塩(塩化ナトリウム)には炭素が含まれないため無機物です。

(6) 【解答】展性と延性 【解説】叩いて広がる性質を展性、引っぱって伸びる性質を延性といいます。

第2章:いろいろな気体(発展)

(7) 【解答】発生する 【解説】二酸化マンガンは触媒であり、自分自身は変化しないためです。

(8) 【解答】アンモニアは水に非常に溶けやすいため。 【解説】水上置換法を行うと、集める前に水に溶けてしまいます。

(9) 【解答】アンモニアが水に一気に溶けて、フラスコ内の圧力が下がるから。 【解説】気圧が下がると大気圧に押されて水が勢いよく吸い上げられます。

(10) 【解答】最初の気体を捨てる。 【解説】発生直後の気体には反応容器内の空気が混ざっているためです。

(11) 【解答】下方置換法 【解説】空気より重く、水に少し溶ける性質は二酸化炭素の性質です。

(12) 【解答】殺菌作用と漂白作用 【解説】塩素は反応性が高く、漂白剤や消毒剤として利用されます。

(13) 【解答】二酸化炭素 【解説】炭酸カルシウムと塩酸の反応、およびドライアイスの昇華で発生します。

第3章:水溶液の性質(発展)

(14) 【解答】食塩:30g、水:170g 【解説】食塩は200g × 0.15 = 30g。水は200 – 30 = 170gです。

(15) 【解答】6% 【解説】砂糖12g ÷ (150 + 50)g × 100 = 6%。

(16) 【解答】10% 【解説】(20g + 10g) ÷ (100 + 200)g × 100 = 10%。

(17) 【解答】77g 【解説】109g – 32g = 77gの結晶が出てきます。

(18) 【解答】食塩は温度によって溶解度がほとんど変化しないため。 【解説】冷やしても結晶がほとんど出ないため、水を蒸発させる方法を用います。

(19) 【解答】全体に均一に広がる 【解説】水溶液の溶質は時間が経っても底に沈まず、透明で均一な状態です。

(20) 【解答】ビーカーの内壁に密着させる。 【解説】ろ液の飛散を防ぎ、スムーズに流し込むためです。

(21) 【解答】少量をスライドガラスに垂らして蒸発させる。 【解説】白い結晶が残れば食塩水、何も残らなければただの水です。

第4章:状態変化と蒸留(発展)

(22) 【解答】質量は変わらないが、体積は小さくなる。 【解説】水は固体から液体になる際に体積が減少する例外的な物質です。

(23) 【解答】水に浮く 【解説】氷は水より密度が小さいため浮きます。

(24) 【解答】液体 【解説】室温の20℃は融点と沸点の間にあります。

(25) 【解答】エタノール 【解説】沸点の低いエタノールが先に気体になります。

(26) 【解答】突沸を防ぐため。 【解説】急激な沸騰による液体の飛び散りを防ぎます。

(27) 【解答】蒸留 【解説】沸点の差を利用した分離操作です。

(28) 【解答】加えられた熱エネルギーが状態変化のために使われるから。 【解説】温度上昇ではなく、粒子の結びつきを断ち切るために熱が消費されます。

(29) 【解答】昇華 【解説】液体にならず直接状態が変化する現象です。

(30) 【解答】水蒸気 【解説】沸騰している泡の正体は、気体になった水分子(水蒸気)です。

まとめ

標準〜発展レベルの30問、いかがでしたか? 計算問題や記述問題が多く、少し頭を悩ませたかもしれません。

テストで高得点を取るためには、単に「答えを知っている」状態から、「なぜその答えになるのかを説明できる」状態にステップアップすることが重要です。間違えた問題は【解説】をよく読み、学校のワークやプリントで似た問題を繰り返し練習しておきましょう!

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