最近話題のスタディサプリ。
以前放送していた岸部一徳さんが演じる不思議な未来人?の校長先生の姿は非常にインパクトがありましたよね(笑)
最近では“神授業”というフレーズで授業の質の高さをアピールしていますが、実際のところどうなんでしょうか?
今回は話題の『スタディサプリ』を現役塾講師・家庭教師の目線から徹底レビューしていきます!
目次
スタディサプリとは?
『スタディサプリ』は、株式会社リクルートマーケティングパートナーズが展開する次世代の学習サービス。
月額たったの980円+税で、いつでもどこでもPCやタブレットから実力派講師の授業を受けられます。
小学4年生~高校3年生(大学受験生)までの教育課程をカバーしていて、大学入試までの勉強を全てスタディサプリで賄うことができます。
また、中学生~社会人までが対象の、英語の「話す力」「聴く力」を学べる『スタディサプリ ENGLISH』も提供しています。
スタディサプリは子供から大人までわかりやすく勉強ができる総合学習サービスなんです。
スタディサプリのメリット
そんなスタディサプリですが、メリットはどんなところにあるのでしょうか?
色々ある中でもこれは良い!という部分を挙げてみました。
時間や場所が関係ない
まず大きなメリットはこれ、「時間や場所が関係ない」ということ。
普通、学習塾に通おうと思うと学校が終わってから遠くの教室に夜遅くまで…なんてパターンが非常に多いですよね。
また都会に住んでいるならよいですが、ちょっと地方や田舎のほうにいくとそもそも塾が少なくて選択肢が少ない…なんてこともざらです(実際、私の学生時代がそうでした)。
特に女の子だと遅い時間に塾に通わせるのは不安…ということも多いでしょう。
だからといって家庭教師を頼もうと思っても、先生の都合があったりするので意外と自由にならないものです。
業者や先生にもよりますが、さすがに22時や23時に来てください…なんてことはまずできません。
地方だと塾と同様家庭教師の先生も少なくなりますしね。
その点スタディサプリなら、PCやタブレットがあれば24時間365日いつでもどこでも勉強することができます。
だから、どこに住んでいても現役予備校講師などの質の高い授業を受けることができるというのは非常に大きなメリットです。
自宅で空き時間に勉強することができるので、部活や課外活動と両立したい生徒さんにもぴったりです。
料金が非常に安い
そしてもうひとつのメリットはやはりその『価格』でしょう。
スタディサプリはたったの980円+税でいつでもどこでも、制限なく好きな科目の好きな授業が見放題です。
この価格は塾や家庭教師はもちろん、他の大手予備校などの映像授業でも絶対に実現できない価格です。
980円というと、比較的時給の安い学生の家庭教師や塾講師の先生も雇うことができません。
賃金が安い地方でも時給1500円~くらいが相場ですから、そこに経費など諸々考えると980円じゃ30分も教われません(笑)
正直言ってスタディサプリは同業者にとっては有り得ないほどの“価格破壊”の域を超えたレベルの料金を実現しています。
スタディサプリのデメリット
時間や場所の制約が無く、圧倒的な低料金で高品質な授業を受けられるスタディサプリ。
非常に魅力的なサービスなのですが、残念ながらデメリットも少しだけあります。
ここからはスタディサプリのデメリットを本音でご紹介していきます!
時間や場所が関係ない
まず一点目のデメリットはこれ、「時間や場所が関係ない」ということ。
…え?さっきそれはメリットって言ったじゃん!
と思いましたか?
そうなんです、たしかにいつでもどこでも授業が受けられるというのは多くの場合非常に大きなメリットになります。
それは間違いありません。
ただ、“いつでもできる”ということは裏を返せば“今はやらなくてもいい”ということ。
塾に通ったりするように強制力があるわけではないので、ついさぼりがちになってしまう性格の生徒さんは注意が必要です。
自宅でもやる気が出るように親子協力して勉強しやすい環境を作ったり、図書館など集中できる場所で気分転換するのが効果的ですね。
テキストが送られてこない
そしてもうひとつのデメリットは、テキストが送られてこないということです。
スタディサプリはあくまで映像授業の配信サービスで通信教育ではないので、テキストが送られてくるということはありません。
※無料でダウンロードできるpdfを印刷したり、印刷された冊子版のテキストを購入することはできます!
ただ、これは裏を返せば大きなメリットにもなります。
こういった自宅で勉強できるサービスは従来、教材が送られてくるタイプの通信教育が主流でした。
ただそれだと、申し込みをしてから教材が届くまでにどうしても数日のラグが生まれてしまいます。
たった数日…と思うかもしれませんが、人は寝て起きただけで気分が大きく変わるものですよね?
せっかくやる気を出したのに教材が届く頃にはすっかり忘れていた…なんてことも実際によくある話です。
こうなっては思うような学習効果も期待できません。
その点、スタディサプリは申し込んでからすぐに授業を受けることができますから、一番やる気のあるときに勉強を始めることで継続して勉強する習慣が身に付きます。
「善は急げ」「思い立ったが吉日」「鉄は熱いうちに打て」などなど…
昔の人がいったように、計画から実行まですぐに行動できるのがスタディサプリの良いところですね。
スタディサプリの授業風景
さきほどもご紹介したように、スタディサプリはPCやタブレットなどで映像を見ながら勉強するわけですが…
実際の授業風景はどんな感じなんでしょうか?
実際の講義の一部が公開されているので見てみましょう!
たとえばこれは中学2年の英語。
『未来を表す文』ということで、つまづきやすい部分や覚えにくい単語なども丁寧に説明しながら授業を進めてくれます。
明日、明後日、昨日、一昨日、来週など…ごちゃごちゃになりやすい部分ですよね。
ただ単に単語を丸暗記させるわけではなくしっかりと説明してくれるので記憶に定着しやすくなっています。
そしてこちらは高校英語です。
高校生ともなると覚える内容が多くなって、ますます丸暗記ではなく“英語の本質”を掴むことが重要になます。
ひとつの意味や使い方だけをガチガチに覚えるのではなく、単語や文法の原義、核となる部分をニュアンスで覚えているほうが応用が効くものです。
その点、この関先生の授業は非常に丁寧で本質を捉えた授業を行っています。
たとえば動画の『a』と『the』の使い分けなどはまさにそうで、基本中の基本ですが実は曖昧に理解していたり間違いやすい部分です。
ただ、これを間違えると減点もしくは丸々失点につながることだってよくある、非常に大事なところでもあります。
入試では1点の違いを争って合否が決まるわけですから、ここを細かく解説してくれるのは高評価です。
今回は中学と高校の英語の授業を例に挙げてみましたが、もちろん他の学年のどの科目の授業も良い授業を提供しています。
某「今でしょ!」の先生のような名物講師はいませんでしたが…(笑)
ああいう先生は相性の合う合わないが激しいので、“カリスマ講師”という名前に釣られて受講すると後悔する場合も多いです。
スタディサプリの先生方は、インパクトこそないもののどの科目も丁寧でわかりやすい授業をしていました。
どの学年でどの授業を受けても一定のクオリティが保たれているので、その点は安心して受講できますね。
総合評価&感想レビュー
今回は話題の映像学習サービス『スタディサプリ』について解説してきました。
月額980円とは思えない質の高い授業をいつでもどこでも受けられるスタディサプリ。
私も同じ講師という立場から、自信をもっておすすめできます。
- 24時間365日いつでもどこでも受講可能
- 講師陣のハイクオリティな授業
- 月額980円の圧倒的低価格
塾や家庭教師選びで悩んでいたり、金額面が厳しい…と思っている家庭にはうってつけです。
2週間の無料体験期間もあるので、気になっているならぜひ一度試してみてください。
きっとそのクオリティの高さに驚くはずですよ。